昨年7月のこと、恒例の高知旅行の続き。
メンバーは、かずみさんご夫妻、そして、しづちゃんと私。
「司牡丹酒ギャラリー ほてい」を出ると、酒蔵ロードを散策。
この広い敷地の全てが司牡丹の所有とは驚き。
歴史を感じさせる建物がそこかしこに。
ここは今は使われていない焼酎蔵。
ここは何の蔵なのだろうか。
この少し先には、クラフトジンの蒸留所がある。
この蔵のシャッターの絵は、トサノミツバツツジ。
牧野富太郎博士が1893年に命名した植物だ。
佐川文庫庫舎(旧青山文庫)。
今も入り口には青山文庫と書かれている。
高知県最古の木造洋館なのだそうだ。
牧野富太郎博士の生家、岸屋。
ここで酒造業を営んでいたが、牧野博士は植物学に生涯をささげるために酒蔵を人手に譲り、上京している。
岸屋は、のちに司牡丹に譲渡されている。
岸屋の前でも記念撮影。
三人が手にしているのは、司牡丹で購入した日本酒の手提げ袋。
佐川町を出ると、山道を縫って走り、次の目的地に向かう。
到着したのは、須崎市のレストラン。
龍の船に乗ったしんじょう君が迎えてくれる。
須崎市のゆるキャラで、絶滅したニホンカワウソが須崎市の新荘川で最後に目撃されたことから、ニホンカワウソをモデルにしたしんじょう君が生まれた。
頭にかぶっているのは、須崎市の名物、鍋焼きラーメン。
かずみさんが案内してくれたのは、『須崎のサカナ本舗』。
ここは町おこしの拠点として2023年11月25日に開業した新しい施設。
店内はとても綺麗。
左手に厨房とカウンター席、右手にテーブル席が並ぶ。
奥のガラスドアの向こうには、団体用の広い部屋がある。
壁には、須崎魚港に水揚げされる100種類以上の魚が描かれている。
貼りだされているのは、今日の魚。
一番のウリは、須崎の勘八。
瓶ビールで乾杯。
私はスーパードライ、奥様としづちゃんは一番搾り、かずみさんはノンアルビールのドライ・ゼロ。
料理が届く。
テーブルの真ん中を空けているのは、更に料理が届くため。
須崎勘八の寶盛り。
背側、腹側の刺身と、藁焼きの三種盛り。
須崎のサカナつみれ汁と、季節の小鉢が二つ。
勘八のあら炊きとからすみ大根。
奥四万十産のブランド米。
もう一つの料理が届く。
須崎のサカナ串揚盛り。
魚は、コロダイ、真鯛、イサキ、勘八。
満腹満足で店を出ると、お店の方が建物について説明してくれる。
この建物は、築100年の郵便局を宮大工に依頼してリノベーションしたのだそうだ。
この瓦は100年前のものがそのまま使われている。
屋根の最上部に置かれている鬼瓦には、”〒”マークが付いている。
全国でも3個しか残っていない貴重な鬼瓦なのだそうだ。
須崎湾を観に行く。
須崎港はこの左の岬の向こう側、東にある。
高知の海はほとんどが遠浅で大型の船が入港できなかったが、ここ須崎湾だけは天然の良港で、昔は木材や石灰石の積出港として栄えた。
須崎港の周りには、今も多くの木材ヤードがある。
須崎を出ると、一路高知市へ。
友人たちと過ごす、高知の楽しい旅は続きます。