11月のこと、四年ぶりの楽しい高知旅の続き。
高知市での夜の会食の場所は、小料理店、『曽我部』。
メンバーは、高知のかずみさんご夫妻、そして、しづちゃんと私。
美丈夫の大吟醸を飲み干すと、次の酒を注いでもらう。
安芸郡の南酒造場が醸す、南 純米大吟醸 五百万石。
美丈夫、南と続けて大吟醸を飲めるとは、今夜は幸せ。
使用米は福島県産五百万石、精米歩合は40%と高い。
餅蓮根の揚げ出し。
もちもちの食感が面白く美味い。
すり下ろした蓮根に片栗粉を付けて揚げている。
三種類目の酒は、今日の午後に訪問した西岡酒造のもの。
中土佐町の西岡酒造が醸す、純米吟醸 どくれ ひやおろし。
杜氏の島村さんが造る酒はやんちゃなイメージ。
これはまさにその特徴が前面に出た辛口の酒だ。
使用米は高知県産吟の夢、精米歩合は50%。
大将が和え物を作っている。
皿に盛り込んでいるのは、前菜。
ここでは、先付け、お造り、揚げ物、前菜、そして椀物・食事の順で料理が出される。
10種の前菜の盛り合わせ。
これは日本酒が進みそうだ。
12時の位置から時計回りで、きゅうりのビール漬け、柿と椎茸の白和え、紅葉人参、栗きんとんの胡麻団子、うずらの卵と昆布の柿もどき、大根と海老の砧巻き、牛肉の八幡巻き、出汁巻き玉子、仁淀川の子持ち鮎、真ん中が、たたき牛蒡と真鯛の素焼き。
四種類目の酒は、大好きな酒蔵のもの。
香南市の高木酒造が醸す、豊能梅 リフレッシュ 純米吟醸 生酒。
使用米は高知県産吟の夢、精米歩合は60%。
この酒を初めて飲んだのは、北千住の日本酒酒場、『ウル虎』。
池袋西武の「酒蔵」で買うことができる。
高木酒造には前回の旅の時に訪問し、その後も五代目、六代目と懇意にさせてもらっている。
その時の記事はこちら。
〆のご飯は、鰹の押し寿司。
新鮮な鰹が酢飯によく合って美味い。
今夜は鰹を、刺身、たたき、鮨の三つの料理で堪能することができた。
お椀が独楽になっている。
椀物は、鯛の潮汁。
デザートは、キウイとリンゴの柚子ゼリー。
かずみさんがお気に入りの店だけあり、料理も酒も素晴らしかった。
四人で記念撮影。
満腹満足で店をあとにする。
友人たちと過ごす、高知の楽しい夜は続きます。