六本木のミシュラン二つ星フレンチ、『ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション』で、ちぃさんと過ごす素敵な午後の続き。
私達の席から見える厨房の左端は、パティシエのスペース。
作られている三つのスイーツの内の一つは、私が注文したもの。
私のデセールは、モンブラン・アルディッシュ、クランベリーとメレンゲをアクセントに。
一番上には金箔。
大好きなモンブランがメニューにあると、必ず注文してしまう。
ちぃさんのデセールは、なめらかなショコラのガナッシュ、ビタークッキーでコーティングしたカカオのソルベと共に。
これは可愛く楽しいデセールだ。
スイーツが苦手なちぃさんも、チョコレートとカカオのソルベなら大丈夫そうだ。
”ジョエル・ロブション”の名前入りの薄いメダルチョコレートもお洒落。
マロンクリームの中には、メレンゲ。
メレンゲの中には、クランベリーソース。
表面のチョコレートは薄く、その下にはたっぷりのカカオのソルベ。
食後は濃いコーヒー。
ソムリエの大川さんが付きっ切りでサーヴしてくれるので、ワインに関するお話しを交わすのが楽しい。
ミニャルディーズが届く。
お腹は一杯でもスイーツは別腹。
ちぃさんが一つ、私が三ついただく。
気が付くと、満席だった店内に残る客は、僅かとなった。
大川ソムリエに見送られ、満腹満足で店をあとにする。
店内では既にディナーの客を迎える準備が進んでいる。
ウエストウォークに、クリスマスツリーを観に行く。
今年(2022年)のツリーは、”Reflective tree”。
「冬の美しい煌めきを感じるクリスマスツリー」なのだそうだ。
ツリー自身が色を発しているのではない。
周囲から受ける色を"reflect"している。
じっと眺めていても、不思議と飽きない。
ちぃさんと過ごす、六本木の楽しい午後は続きます。