ハロウィン・ディナーは大好きなフレンチで、レストランひらまつ レゼルヴ、西麻布 4 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

西麻布の一軒家フレンチ、『レストランひらまつ レゼルヴ』で彼女と過ごす、ハロウィン・ディナーの素敵な夜の続き。

 

ディジェスティフが届く。

ハロウィンと言えばリンゴ、リンゴと言えばカルヴァドス。

ブラーが造る、グラン・ソラージュ、カルヴァドス、ペイ・ドージュ。

 

カルヴァドスの生産地区は、カルヴァドス ペイ・ドージュ、カルヴァドス ドンフロンテ、カルヴァドスの三つに分かれ、ブラーのカルヴァドスはペイ・ドージュでリンゴ(シードル)で作られている。

私が好きでよく飲むルモルトンはドンフロンテにあり、洋梨(ポワレ)の配合比率が高い。

 

食後に飲むカルヴァドスは最高に美味い。

オーク樽熟成期間は、2~5年。

 

窓の外は闇に覆われ、イルミネーションが煌めく光を放っている。

 

”漆黒に染まる禁断の果実”。

”禁断の果実”はリンゴ。

デセールもディジェスティフもリンゴ。

 

”漆黒”のチョコレートソースが注がれた。

 

写真の撮り方によっては、漆黒ではなくなる。

”禁断の果実”のお供は、カフェオレのアイスクリームとアプリコットのコンフィチュール。

 

いっぱいになったお腹を濃いコーヒーで癒す。

 

ミニャルディーズは、”ハロウィンの仲間たち”。

 

最初にセルヴィエットの上に置かれていたカードの裏には、プレゼントをもらうための出題。

 

私のカードには、「ハロウィンと言えばの決まり文句は」。

そこでスタッフに「Trick or treat」と答えると、オバケのアイシングクッキーをプレゼントされた。

 

彼女への出題は、「一番記憶に残っているイタズラは」。

彼女の答えに大笑い。

パンプキンのクッキーをゲット。

 

話しが楽しくて、コーヒーをお代わり。

気が付くと、既に三時間余りが経過していた。

今夜の料理もワインも素晴らしかった。

 

二階のレセプションに下りると、坂元支配人と内木場シェフが待っていてくれた。

シェフと今夜の料理に関する話しが楽しい。

この素敵なお店が12月末で閉店するとは本当に寂しい。

(既に昨年末に閉店しています。)

お二人とも私達と一緒に階段を下り、店の前で私達が角を曲がって見えなくなるまで見送ってくれた。

 

外苑西通りに出ると、イギリス人の建築家、ナイジェル・コーツが設計した”The Silo”(左)と、”The Wall”(右)の前で車に乗り、六本木に戻る。

 

立ち寄ったのは、六本木ヒルズ。

 

ママンにもお休みのご挨拶。

 

ここに立ち寄った理由は、成城石井。

彼女の明日のブランチと私の朝食用にサラダを何品か購入。

そろそろ帰途に就くことにしよう。

彼女とハロウィン・ディナーを楽しんだ夜は、素敵に更けていきました。