7月初旬のウォーキング。
写真を撮る前、この雲を見付けた特は犀に見えた。
でも撮影した時には形が変わり、強いて言えば、頭が小さい赤べこになった。
右側に焦点を当てると、縮れ毛をたなびかせた顔にも見える。
雲はあっという間に形を変えるので、面白い造形のものを良いタイミングで撮影するのは難しい。
今年もウォーキングの途上で多くのグラジオラスの花を見掛けた。
アヤメ科トウショウブ属(グラジオラス属)の多年草で、和名はトウショウブ(唐菖蒲)。
アフリカ、欧州、西アジア、マダガスカルなどに原種が分布するが、今の園芸品種は主として南アフリカの原種を品種改良したもの。
学名のグラジオラス(Gladiorus)はラテン語で”小さな剣”という意味で、この長く鋭い葉から命名されたもの。
グラジオラスを見ると、テヘランの街を思い出す。
夏になると花屋の店頭に大量の鮮やかな色とりどりのグラジオラスが並べられる。
花茎の長さは1mほどもあり、見事な大輪なのだ。
テヘランに住む友人のお宅に食事に招待された時は、大きなグラジオラスの花束を抱えて行った懐かしい想い出。
花言葉は、”密会”、”用心”。
花色別にも花言葉があり、ピンクは”ひたむきな愛”。
紫は”情熱的な恋”。
白は全体と同じく、”密会”。
そして赤は、”用心深い”。
夏を代表する花と言えば、ヒマワリ(向日葵)。
ヒマワリを見ると、マルチェロ・マストロヤンニとソフィア・ローレンの映画、「ひまわり」を思い出す。
昔、サラエボからブダペストまで車を走らせたことがある。
ハンガリーでは見渡す限りのヒマワリ畑の中を走った。
まるで映画の中のようだと思ったが、「ひまわり」の実際の撮影場所はウクライナだったそうだ。
キク科ヒマワリ属の一年草で、原産地は北アメリカ。
花言葉は、”憧れ”、”情熱”、”あなただけを見つめる”。
遊歩道をウォーキングしていて、二種類の黄色い花を見付けた。
手前は夏を代表する花の一つ、カンナ。
カンナ科カンナ属の多年草で、原産地は熱帯アメリカ。
多くの園芸品種が開発され、花色も黄、赤、ピンク、オレンジ、白、複色と多様。
花言葉は、”情熱”、”快活”、”熱い思い”、”妄想”。
奥はユリ(百合)。
ユリ科ユリ属の多年草で、原産地は北半球の温帯地方。
多くの園芸品種が作られ、花色、花の姿、開花時期も多様。
花言葉は、”純潔”、”無垢”。
花色別にも花言葉があり、白は”純潔”、”威厳”。
オレンジは”華麗”。
ピンクは”虚栄心”。
黄色は”陽気”。
黄色い花のついでに、オミナエシ(女郎花)の花もアップ。
スイカズラ科オミナエシ属の落葉性の多年草で、原産地はシベリアから東アジア。
開花期が6月~9月と長く、耐寒性・耐暑性があるので育てやすい。
同じオミナエシ属には白花のオトコエシ(男郎花)という植物もある。
花言葉は、”親切”、”美人”。
キキョウ(桔梗)の花は可憐であり優雅でもあり好きだ。
キキョウ科キキョウ属の多年草で、原産地は日本を含む東アジア。
日本でも日当たりの良い草原に自生していたが、今は生殖場所が限られ、絶滅危惧種となっている。
花言葉は、”永遠の愛”、”変わらぬ愛”、”誠実”、”気品”。
ベランダガーデニングでは、松葉牡丹が勢いを増している。
7月初めにはこんなに小さなひょろひょろの苗だった。
それが三ヶ月半で鉢いっぱいに生い茂り、毎日20輪前後の花を咲かせている。
白と赤の花も好いが、複色の花が可愛くて好きだ。
この鉢の中に一輪だけ八重の花が咲いている。
一重の花の直径が5~6cmあるのに対し、八重は3~4cmと小振り。
スベリヒユ科スベリヒユ属(ポーチュラカ属)の一年草で、原産地はブラジル、アルゼンチン。
花言葉は、”無邪気”、”可憐”。
夏の間は弱っていたイタリアンパセリが、涼しくなると生気を取り戻しどんどん成長し始めた。
毎朝摘み取ってサラダに入れて食べているが、一向に葉っぱが減る気配がない。
ベランダ菜園の野菜類がほとんど収穫を終えた中で、頼もしい存在だ。
鷹の爪も熟した実を収穫。
今回は69本で、これで総収穫本数は607本となった。
ショーコさんがトラジでJINROを飲まれているのを見て、私も久し振りに飲んでみたくなった。
韓国で飲む眞露は甘いが、輸出用のボトルは甘くない。
韓国ではストレートで飲むが、アルコール度数は政府の規制によりどんどん低くなり、18度が中心。
このボトルは25度あるので、ホッピーで割って飲むことにする。
久し振りにホッピーを買ったが、値段がかなり上がっていた。
黒のホッピーで割ると、JINROの味があまり感じられず、日本の焼酎を割って飲むのと違いが無くなってしまった。
これはこれで美味しいのだが、次はオンザロックスで飲むことにしよう。