十条の日本酒のお店、『サケラボトーキョー』で友人達と過ごす楽しい夜の続き。
メンバーは、すみれさん、茶目子さん、そして私。
刺身盛合わせのあとは、前菜の盛り合わせが届く。
日本酒のお店だが、アンティパストミストといった感じ。
手前から時計回りに、鰹の竜田揚げ、クリームチーズの味噌漬け、ミニキュウリ、出汁巻き卵、鴨肉とオレンジのねぎま。
四種類目の酒は、岩手県盛岡市の赤武酒造が醸す、AKABU 純米酒。
岩手県産米を60%まで磨き、岩手県で開発された酵母、ジョバンニの調べで醸された、赤武酒造の定番の酒。
汁物が届く。
揚げ茄子のお吸い物。
五種類目の酒は、青森県青森市の西田酒造店が醸す、田酒 特別純米酒。
使用米は華吹雪、精米歩合は55%。
六種類目の酒は夏の定番、栃木県さくら市のせんきんが醸す、かぶとむし2022 純米 無濾過生原酒。
使用米はさくら市産山田錦で、精米歩合は麹米が50%、掛米が60%。
蟹味噌とアボカドのチーズグラタン。
一番上には海老。
茶目子さんが喜ぶ料理。
こんな料理をお腹に入れると、悪酔いしない。
七種類目の酒は、千葉県山武市の寒菊銘醸が醸す、オーシャン99 青海 -Summer Sea- 純米吟醸 無濾過生原酒。
蔵から近い九十九里浜の季節感を表現した季節限定シリーズ。
このシリーズには青海以外に、銀海 -Departure-、凪 -Spring Misty-、空海 -Inflight-、星海 -Starlight Sea-、橙海 -Arrival- がある。
青海の使用米は出羽燦々、精米歩合は55%。
林檎の豚巻きフリット。
林檎と豚の組み合わせは美味しくないはずがない。
林檎の甘みと酸味が豚肉によく合う。
サクサクの歯応えも心地よい。
タレは醤油ベース。
8種類目の酒は、驚きのエチケット。
福島県喜多方市の峰の雪酒造場が醸す、ハツユキソウ バナナ。
醪にバナナ果汁を加えて同時に発酵させた醸造酒。
日本酒でありながらバナナ味と言う不思議な日本酒。
バナナの他に、林檎、桃、葡萄がある。
使用米は、麹米が会津産五百万石、掛米が会津産チヨニシキで、精米歩合はいずれも60%。
店内は満席、
お一人で来られてサクッと飲んで帰られる方もいる。
友人達と十条で過ごす楽しい夜は続きます。