上野・御徒町でちぃさんと過ごす楽しい夜の続き。
『KollaBo』でアペロをした後は、中央通りを渡り、上野広小路の広小路横丁に向かう。
予約しておいたお店は、イタリアンの『アルヴィーノ』。
今夜も”あるじゃない アルヴィーノ”の立て看板が迎えてくれる。
ここは鰻の寝床の一軒家。
一階のカウンター席を予約しておいた。
先客は一組だけだったが、今夜も予約で満席。
予約無しの客も次々と訪れたが、入店出来ず。
二階にはテーブル席とお化粧室がある。
この時点で二階は既に満席。
階段が急なので、酔った時は昇降要注意だ。
カウンターの前には、鮨屋のネタケースのような冷蔵庫。
今夜の冷菜が並んでいる。
料理はグランドメニューもあるが、壁の黒板に書かれた今夜のお薦めから選ぶことにする。
カウンターの上を見上げると、ハンモックには新玉葱。
今夜は新玉葱の料理を食べなければと思う。
アペロでビールとセンマッコリを飲んできているので、ここでは白ワインからスタート。
私のは、カリフォルニアのカリフォルニア・ルーツが造る、ピノ・グリージョ、2020年。
ちぃさんのは、スペインのデ・ハーン・アステスが造る、エル・コンベルティード、ソーヴィニヨン・ブラン、オーガニック、2020年。
EUのオーガニック認証マークのユーロリーフ、欧州ベジタリアン連合のV-ラベルが付いている。
エル・コンベルティードは、ソーヴィニヨン・ブラン100%。
カリフォルニア・ルーツは、ピノ・グリージョ86%、マスカット・オブ・アレキサンドリア10%、シュナン・ブラン4%。
ちぃさんのソーヴィニヨン・ブランの方が私のピノ・グリージョより色合いが濃い。
ここのグラスワインは一杯が180mlあるのが嬉しい。
今夜も楽しく飲みましょうの乾杯。
ストゥッツィキーノは、ゼッポリーニ。
クリームチーズを付けて食べると美味い。
最初のアンティパストは新玉葱料理を選ぶ。
新玉葱の一口冷製スープ。
新玉葱の濃厚な旨みが素晴らしい。
今夜の田中シェフの料理への期待感が一挙に高まる。
二皿目のアンティパストは、自家製鴨ハムとキャロットラペ。
この赤み、このねっとり熟成感が食欲を誘う。
これは美味い。
鴨の脂の甘味と軽い塩味が実に上手く調和している。
このねっとり感が癖になってしまいそうだ。
二杯目の白ワインはこの二本。
ちぃさんのは、イタリア、シチリアのセッテソリ協同組合が造る、メディテッラニコ、グリッロ、2019年。
ぶどうは、グリッロ100%。
私のは、フランス、ラングドック・ルーションのドメーヌ・ポール・マスが造る、ジャン・クロード・マス、シャルドネ、レゼルヴ、2020年。
ぶどうは、シャルドネ100%。
今回は、ちぃさんのグリッロより私のシャルドネの色合いが濃い。
上野広小路のイタリアン、『アルヴィーノ』でちぃさんと過ごす楽しい夜は続きます。