「アーティゾン美術館」鑑賞記は長くなるので小休止。
5月中旬のウォーキング。
空に浮かぶ雲が野球のグラブに見える。
この雲を観て、ケビン・コスナー主演の映画、「フィールド・オブ・ドリームス」を思い出した。
郊外の川沿いの遊歩道をウォーキングしていて、珍しい植物を見付けた。
これはコンフリー、別名ヒレハレソウ(鰭玻璃草)。
ムラサキ科ヒレハリソウ属の多年草で、原産地はヨーロッパ、小アジア。
ヨーロッパではサラセンズ・ルートという名のハーブとして古くから薬用に用いられている。
日本でも昭和40年代に健康食品としてブームになったが、2004年に肝機能障害の毒性があることが厚労省により発表され、食品としての販売が禁止された。
今では栽培されることは無くなっているが、野生化したものを時々見ることがある。
花言葉は、”努力”。
この時期に至る所で見掛けるオレンジの可愛い花は、ナガミヒナゲシ(長実雛芥子)。
繁殖力が強く、一つの株で100個の実を付け、一つの実に約1,600個の種が入っているので、一株で16万個の種を放出することになる。
アレロパシー活性が強いのも特徴で、他の植物の生育を阻むため、日本在来種の植物を駆逐する恐れがある。
また、アルカロイド性の有毒成分を持っているので、素手で触らない方が良い。
ただ、ケシといってもアヘン成分は含んでいない。
何かと大変な外来植物だが、花言葉はとても良く、”なぐさめ”、”癒し”、”平静”。
野原を埋め尽くす白い花は、ハルジオン(春紫苑)またはヒメジョオン(姫女苑)。
どちらもキク科ムカシヨモギ属の多年草。
そっくりな花で、一番簡単な見分け方は茎の中が空洞(ハルジオン)か空洞でない(ヒメジョオン)か。
でも折るのもかわいそうなので花で見分けると、これは花弁の幅が少し広いのでヒメジョオン。
一方、こちらは花弁がとても細いので、ハルジオン。
どちらも北アメリカからの外来種で繁殖力が強く在来種を駆逐する恐れがあるため、侵略的外来種ワースト100に指定されている。
花言葉は、ハルジオンが”追想の愛”、ヒメジョオンが”素朴で清楚”。
可愛い花を咲かせているのは、ユキノシタ科ツボサンゴ属(ヒューケラ属)の常緑性多年草、ヒューケラで、別名ツボサンゴ(壺珊瑚)。
原産地は、北米、メキシコ。
葉色が多様で観葉植物としても人気があり、花色も、赤、ピンク、白、緑がある。
花言葉は、”辛抱強さ”、”恋心”、”繊細な思い”、”きらめき”。
旗竿にぶら下がる提灯のような花は、ケシ科ケマンソウ属の落葉性多年草のケマンソウ(華鬘草)で、原産地は中国東北部から朝鮮半島。
この独特の花の形状から、タイツリソウ(鯛釣り草)やbleeding heart(血の滴る心臓)の別名がある。
私には中華街のお祭りの提灯のように見える。
花言葉は、”従順”、”失恋”、”恋心”、”優越”。
青紫の可愛い花は、シソ科キランソウ属の落葉性多年草のジュウニヒトエ(十二単)。
日本固有種で、本州と四国に分布している。
花色は、青、紫の他に、白もある。
花言葉は、”強い結びつき”。
今朝のベランダ菜園のミニトマトの収穫は、78個。
これで二本の株から約300個を収穫したことになる。
現在生っている実は残り200個ほど。
ここのところの30℃前後の気温はトマトの生育に適しているので、6月末の猛暑で落ちてしまった花がまた咲くことを祈りたい。
ビャンビャン麺をお土産にいただいた。
早速食べようと袋を開ける。
ここで、撮影していなかったことに気が付き、破れた袋を撮影。
西安八大麺のひとつに数えられている郷土料理、ビャンビャン麺。
総画数56のこの字は、陝西省西安市あたりで使われている地域限定の文字。
袋には、茹で野菜を加えると美味しいと書かれている。
そこで、豚ロースの薄切り200g、人参1/2本、キャベツ2枚、しめじ1/2株、舞茸1/2株を茹でてトッピング。
二人分となっていたが、面倒なので麺を全て茹で、ソースも二袋掛ける。
麺はこんなに幅広。
8分間茹でると書かれていたので7分ちょっと茹でたが、もう少し短い時間でもよかったようだ。
唐辛子が二袋付いている。
唐辛子も二袋使用。
この後ソースをよく絡めて食べたが、辛いものが苦手な私でも大丈夫なレベルで美味い。
最後は酢を掛けて味変。
これもなかなか良かった。
完食したが、流石に二人前は多すぎた。
友人に感謝の、お家ビャンビャン麺でした。