1月下旬の休日の午後、彼女と丸の内のフレンチで待ち合わせ。
向かった先は、世間をお騒がせしているみずほ銀行ではなく、みずほ丸の内タワーにある「丸の内テラス」。
ここは、旧日本興業銀行の本店跡地に再開発されたビル。
一度外に出て丸の内仲通りを渡る。
丁度逆光の時間帯。
「丸の内テラス」にはなかなか良いお店が揃っている。
何時も利用するのは、この素晴らしいワインセラーを備えたお店。
『エスプリ・ド・タイユヴァン』はパリの『タイユヴァン』の料理とワインを気軽に楽しむことが出来るお店。
彼女が到着するまでは、『タイユヴァン』厳選のワインが揃うセラーを見学して過ごすことにする。
この春新入荷の14種類のワインを探すのも面白そうだ。
この中には銘醸ワイン。
でも見ると飲みたくなるので、今日は見ないことにする。
ここはタイユヴァン・コレクションの棚。
ソムリエールの黒川さんと相談し、新入荷の一本を今からのランチ用に購入。
ここのスタッフ四人は全員ソムリエ資格を持たれている。
彼女が到着し、カウンター席に座る。
ここにはテーブル席もあるが、何時もカウンター席を予約している。
カウンター上には、ランチコースメニューとナプキン、そしてマスクケースがセットされている。
マスクケースには新しいマスクが入っていて、帰りに使ってくださいとの暖かい配慮。
カトラリーは料理の都度出される。
週末のランチコースは四種類、その中から二人とも牛肉料理を選ぶ。
まずは泡で乾杯。
ブルゴーニュのパリゴ&リシャールが造る、パリゴ、クレマン・ド・ブルゴーニュ、オリジーヌ。
『エスプリ・ド・タイユヴァン』の定番のスパークリング。
グレープフルーツや青リンゴの爽やかな香り。
熟した洋梨やオレンジ、そしてトースト、ハチミツのニュアンス。
果実味と爽やかな酸のバランスが美しい。
完熟ぶどうは手摘み、ルミアージュも手で行うという丁寧な造り。
熟成期間は36ヶ月と長い。
ぶどうはシャンボール・ミュジニーからシャサーニュ・モンラッシェまでの区画の物を使用し、セパージュは、ピノ・ノワール40%、シャルドネ40%、アリゴテ20%。
本日のスープはオニオングラタンスープ。
熱々のスープが身体を暖めてくれる。
バゲットもたっぷり入っているのでとてもヴォリュームがある。
バゲットもバターも届く。
白ワインもグラスでお願いする。
アルザスのトリンバック、リースリング、2019年。
トリンバックは1626年創業の名門で、現当主は13代目。
高い評価を守る造り手で、フランスの三ツ星レストランのほとんどでオンリストされている。
レモンや青リンゴの爽やかな香り。
豊かな果実味、綺麗な酸とミネラル、やはりトリンバックのリースリングは美味い。
グラスはとても薄く口当たりが良い。
そして軽いが、丈夫でもある。
このオーストリアのザルト・デンクアートは素晴らしい。
「丸の内テラス」の『エスプリ・ド・タイユヴァン』で彼女と過ごす楽しいランチは続きます。
















