ちぃさんと「新丸ビル」の『バルバッコア・クラシコ』で過ごす楽しい夜の続き。
卓上のプラスティック・タグを赤から緑に裏返すと、肉がどんどん届き始める。
広いテーブルを二人で使っているので、テーブルの端、アクリルのパーテーションの向こう側で肉を切り取ってくれる。
肉に合わせ、赤ワインで乾杯。
赤も白と同じく、ベリンジャー・ヴィンヤーズのトンネル・オブ・エルムズ、カベルネ・ソーヴィニヨン。
飲食店専用のワインだ。
手前は豚の肩ロース、右奥はペッパーステーキ。
パンはポン・デ・ケージョ。
ポン・デ・ケージョは好きだが、食べ過ぎると肉を食べられなくなるので要注意。
フラウジィニア(カイノミ)も美味い。
コステラ・デ・ボイ(ショートリブ)。
裏を返すと、ちゃんと赤みが残っている。
ザブトンも美味い。
赤ワインは二人とも二杯目。
フィレはとても柔らか。
ラムチョップ。
臭みがなくジューシー。
ガーリックステーキ。
赤ワインをたっぷり飲んだ後は、カイピリーニャで乾杯。
カシャッサ、ライム、砂糖で作るカクテルだが、砂糖抜きで作ってもらった。
この木の棒でライムを潰して飲むと美味い。
大好きなピッカーニャ(イチボ)は二切れ。
ブラジルでピッカーニャは一番人気の部位。
黄色い棒状のものは、半分食べたキャッサバのフライ。
和牛アルカトラ(ランプ)。
脂身が無いのに柔らかい。
鴨肉で口直し。
ちぃさんは白ワインを、私はカイピリーニャの二杯目。
コントラ・フィレ(サーロイン)。
やはりサーロインは美味い。
締めはクッピン。
日本の牛には無いコブ肉。
セブ牛のコブ肉なのだそうだ。
そして焼きタマネギ。
タマネギは焼くと甘くなる。
食後の〆の飲み物は、ちぃさんは再び白ワイン。
私はカイピリーニャの三杯目。
最後の一杯ということで、ブラジル人のスタッフがちぃさんのグラスにいっぱい注いでくれた。
この時期、飲酒は19時までの制限。
ちぃさんはお腹がいっぱいとのことで、デザートはスキップ。
満腹中枢が崩壊した私は、デザートもしっかりいただく。
いっぱいになったお腹を濃いコーヒーが癒してくれる。
コーヒーは、底に粉が溜った甘いブラジルコーヒーではない。
支配人の鈴木さんに見送られ、満ち足りた思いで店をあとにする。
久し振りにシュラスコを満喫した、丸の内の楽しい夜でした。