5月中旬のウォーキング。
今年は梅雨入りが異常に早い。
と思ったら、関東はその後雨が降らない日が続き、結局梅雨入りは例年より遅くなった。
曇り空を眺めていると、飛行機が羽田空港に向かって高度を下げていく。
以前は飛行機が好きで頻繁に搭乗していた。
現役の頃は公私合わせて多い時は年間に130~140フライトは飛んでいた。
三日に一回は飛行機に乗っていたと思うと、自分でも驚く。
早くコロナ禍が終息し、また飛行機で旅をしたいと思う。
刈り込まれた生垣に白い小さな花が咲いている。
これはスイカズラ科ツクバネウツギ属のアベリアで、和名はハナツクバネウツギ(花衝羽根空木)。
常緑低木で刈り込んで容姿を整えやすく、開花期も長いので、生け垣や庭木として人気の品種だ。
19世紀中期にイタリアで作られた交配種で、原種は日本、中国、ヒマラヤ、メキシコに分布している。
これは斑入りのアベリア。
斑入りは花だけでなく葉も美しい。
アベリアの花言葉は、”謙遜”、”強運”など。
満開になった真っ白な花は、バイカウツギ(梅花空木)。
アジサイ科バイカウツギ属の落葉低木。
日本原産と思われていたが、現在では南東ヨーロッパ、小アジア原産とされている。
花が梅に似ており、枝が中空なことから、梅花空木と名付けられた。
清楚な真っ白な花が美しい。
花の大きさは3~4cmで、仄かな芳香を持つ。
花言葉は、”回想”、”気品”。
この葉と花は、ブラックベリー。
バラ科キイチゴ属の落葉蔓性植物で、原産地は北アメリカ、ヨーロッパ。
丈夫で成長が早く、育てやすい植物だ。
それに実は美味しく、生食にもジャムなどへの加工にも適している。
花言葉は、”人を思いやる心”、”あなたと共に”、”素朴な愛”、”孤独”、”嫉妬心”。
これは昨年撮影したブラックベリーの実。
一度に熟さず、ひと房ずつ順番に熟していくので、毎日収穫して食べることが出来る。
特徴的な大きな葉の蔓性植物を見付けた。
これはキウイの樹。
キウイは雌雄異株。
この花は雄しべがふさふさと生えているので、雄花。
花言葉は、”生命力”、”豊富”。
白い雌しべが放射状に並んでいるのが雌花。
(写真は鳥居農園のH.P.からお借りしました。)
後日この場所を訪問して見ると、雌株にキウイの小さな実が生っていた。
白い花々に癒されたウォーキングでした。
今夜はまたまたオーストラリア応援ワインを抜栓。
中国に対し正論を展開し、その結果ワインや牛肉を中国市場から締め出されたため、オーストラリアワインとオージービーフを買ってささやかながら応援。
でも最近は貿易上はオーストラリアの方が中国より立場が強くなっている。
経済の急速な回復により鉄鋼生産量が世界的に拡大し、鉄鉱石価格が急騰しているのだ。
世界最大の鉄鋼生産国の中国が輸入する鉄鉱石の最大の供給国はオーストラリア。
オーストラリアは中国の景気回復のキーファクターを握っているのだ。
今夜抜栓したのは、オーストラリア最大級のワイナリー、ジェイコブス・クリークが造る、オーガニック・シャルドネ、2019年。
昨年ジェイコブス・クリークが日本市場に初めて投入したオーガニック・ワインだ。
バックラベルを見ると、オーストラリアのオーガニック認証”ACO”(オーストラリア・サーティファイド・オーガニック)だけでなく、EUのオーガニック認証”ユーロリーフ”も取得している。
これはヨーロッパ市場への輸出を見据えてのことなのだろう。
オーストラリアのシャルドネということで黄金色を想像したが、淡い麦藁色。
シトラス、青リンゴ、洋梨の香り。
口に含むと、熟したピーチやメロンのニュアンスを持つが、果実味は控えめ。
酸、ミネラルのバランスが良く、後味には軽いイーストとグレープフルートの皮の苦み。
果実味が重過ぎず洗練されたスタイルの、オーストラリアワインの新しい潮流を感じさせる造りだ。
オーガニックのオーストラリアワインを楽しんだ、今夜のお家ワインでした。
そして翌日は、オーストラリア応援のオージービーフ。
サーロインステーキには赤ワインを抜栓。
そのご紹介はまた後日。