今夜はギリシャ料理でシャンパーニュ、ジ・アポロ、銀座、その前にアペロはブヴェットで、日比谷 | ワインは素敵な恋の道しるべ

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白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

もう二月も後半に突入。

今年も外出自粛の中で、あっという間に一か月半が過ぎてしまいました。

数少ない外食記事は、ここから新年に入ります。

一月のこと、日比谷でちぃさんと待ち合わせ。

 

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向かった先は東京ミッドタウン日比谷。

クリスマスツリーが無くなり、ステップ広場も寂しそう。

 

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アトリウムでは何の催しも開催されていない。

ここがこんなに広い場所だったのかと驚く。

 

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目的のお店はフレンチの『ブヴェット』。

”ブヴェット”とは、駅や劇場や市場にある”お酒を飲める簡易食堂”のこと。

でもこの『ブヴェット』は場所柄もあり、結構高級なお店。

 

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ニューヨークに本店があり、ここはパリに続く三号店。

夕方早い時間だが、席は半分ほどが埋まっている。

今の時期の平日の午後にこの客の入りは立派だが、コロナ前は何時もテーブル待ちの行列が出来ていただけに、寂しく感じる。

 

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私達は何時ものカウンター席。

二次会で利用することが多いので、窓から差す光で明るい店内を見るのは初めて。

 

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新年明けましておめでとうございますの乾杯。

 

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ちぃさんはハイボール。

 

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私はジントニック。

 

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このあと食事に行くので、おつまみは軽いものを選ぶことに。

 

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ふと目の前を見ると、生ハムのスライサー。

切ってくれるようにお願いする。

 

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産地は聞き忘れたが、プロシュット・ディ・サン・ダニエーレではないかと思う。

トリエステに行った時、リストランテのオーナーが「一番美味しいプロシュットはサン・ダニエーレだ」と胸を張っていたことを思い出す。

適度な塩気が美味い。

 

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サクッとアペロをした後は、ディナーの店に向かう。

メゾンエルメスの屋上の花火師の騎馬像は今日もエルメスの旗を掲げている。

 

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ディナーのお店は、「東急プラザ銀座」の中。

 

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ギリシャ料理のお店、『ジ・アポロ』に来るのは久し振り。

ギリシャ料理と言っても、本店はギリシャではなく、オーストラリアのシドニーから東京に上陸したお店。

 

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ディナータイム前の入店なので、一番乗り。

広い店内に他に客は居ない。

緊急事態宣言の発出に伴い、明日から平日は休業することとなり、今日は平日営業最後の日。

 

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店の奥にはバーコーナー。

何時もはバーコーナー周りの席を選んでいるので、入り口側のテーブルは初めて。

 

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従って、この景色も初めて。

先程外堀通りから見上げたエルメスの花火師の騎馬像が目の前に見えている。

 

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花火師が掲げている旗は、エルメスのスカーフ。

 

この写真は2019年末にお隣のソニーパークに飾られた時のもの。

等身大でとても大きい。

 

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ちぃさんとシャンパーニュで乾杯。

グラスは店名入りのもので、ここでは泡も白も赤もこのグラスが使われている。

 

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抜栓したボトルは、キャティア、ブリュット、アンティーク、プルミエ・クリュ。

キャティアは1625年創業の名門で、現当主は13代目。

生産するシャンパーニュの全てがプルミエ・クリュという珍しいメゾンだ。

 

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コルクの状態も良い。

セパージュは、ピノ・ムニエ60%、ピノ・ノワール20%、シャルドネ20%、リザーヴ・ワイン比率は30%と高い。

瓶内熟成期間は4年と長いが、200万本を貯蔵できるな広大な地下セラーを保有することが長期熟成を可能としている。

 

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シャンパーニュのお供はギリシャ産カラマタオリーブ。

カラマタ地方で栽培されるオリーブは実が柔らかくフルーティー。

ギリシャ料理にオリーブは欠かせない。

ワインを飲む前にオリーブを食べると悪酔いしないと言われている。

銀座のギリシャ料理店、『ジ・アポロ』でちぃさんと過ごす楽しい夜は続きます。