高知の物産と日本酒のお店、神楽坂の『ぼっちりや』で、しづちゃん、mayuさんと過ごす楽しい午後の続き。
三人とも二杯目の酒は、安芸郡の仙頭酒造場が醸す、土佐しらぎく 特別純米 斬辛 雄町。
定番酒の、斬辛 八反錦の米違い酒。
斬辛は”ざんしん”と読むのかと思ったら、”ざんから”とのこと。
米の旨みと酸のバランスが素晴らしい、切れの良い辛口。
岡山県産雄町を60%まで磨き、協会7号酵母で醸されている。
酒の肴も色々揃っている。
きびなご南蛮漬け。
酒が進む。
白瓜のおひたし。
食感が素晴らしい。
花ニラのおひたし。
これも美味い。
壁には土佐弁の説明も貼られている。
知っているのは、”おきゃく”=”宴会”だけ。
お店の名前の”ぼっちり”とは、”ちょうど良い”という意味だったのか。
高知県の酒蔵、18蔵の一覧表。
このうち、三つの蔵の酒はまだ飲んだことが無い。
『ぼっちりや』を出ると神楽坂通りを下り、予約してある次のお店に向かう。
神楽坂通りから石畳の小道を入ると、日本ワインのお店、『アガリス』に至る。
上から見下ろすと、もう店に電気が付いている。
丁度開店時間となったので、階段を下ってお店に向かう。
お店に一番乗り。
”本日のグラスワイン”も全て日本ワイン。
日本ワインは滅多に飲まないので、この中で飲んだことがある造り手は、ドメーヌ・タカヒコ、エーデルワイン、そしてココ・ファームしかない。
白ワインで乾杯。
mayuさんに選んでいただいたワインは、大分県宇佐市の安心院葡萄酒工房が造る、安心院アルバリーニョ、2018年。
安心院葡萄酒工房は、いいちこで有名な三和酒類のワイナリー。
安心院ワインは、別府温泉に泊まると何時も飲むワインで、シャルドネやメルローは飲んだことがあるが、アルバリーニョを造っているとは知らなかった。
スペインの地ぶどうであるアルバリーニョは高温多湿の地でも栽培が可能とのことで、2011年から試験栽培を始めたのだそうだ。
果実味豊かなとても上質のワインに仕上がっている。
今夜はお任せのコース料理をお願いしている。
トウモロコシのムースには、焼きトウモロコシが添えられている。
豚のリエットも美味い。
刺身三種の盛り合わせ。
タコのモザイク。
クロムツ。
添えられているのは、ミョウガのソース。
ヒメダイの上にはオクラの花。
添えられているのは、バルサミコのソース。
三人の皿に取り分けるのは、私の役目。
なかなか綺麗に盛り付けることができた。
友人達と過ごす神楽坂の『アガリス』での楽しい夜は続きます。