二月下旬にはジムが臨時休館となり、三月下旬には外出自粛。
お家籠りの日々が始まったが生活のペースが掴めず、食べ過ぎ飲み過ぎ運動不足で、四月中旬までに2kgの体重増加。
危機感を覚え、ウォーキングの距離を一日10km~12kmに増やし、室内でもダンベル運動等を増やすことにした。
食べて飲んでの日常は変えることはできないが、運動量を増やしたお陰で、この二週間で2kgの減量に成功。
このまま今の生活を続ければ、皆さんと再び美味しいものを食べに行ける頃には自粛前より少し痩せていることになるかもしれない、と密かに思い、今日もウォーキングに励んでいる。
ということで、五月初旬のこと、郊外の鴨の飛来地にウォーキングに出掛けた。
この日は抜けるような青空の快晴。
連休中とはいえ人出は少なく、快適なウォーキング。
桜が生い茂る川べりの遊歩道を歩くのはとても気持ちが良い。
前回四月上旬に訪問した時には多くのコガモやカルガモが羽を休めていたが、この時期には北に渡ってしまい、鴨の姿は無い。
ところが2kmほど歩くと、三羽のカルガモが居るのを見付けた。
仲間の渡りに付いて行けず、残ってしまったようだ。
その数日後、別の飛来地をウォーキング。
驚いたことに、ここには多くの鴨。
遠すぎて種類はわからない。
数を数えてみたが、95羽まで数えたところでわからなくなり断念。
結構右に左にと動き回るのだ。
日本野鳥の会の方々はどうやって数を調べているのだろうか。
近くの用水路に一羽の鴨が居たので、急いでスマホを構える。
その瞬間、飛び立ってしまった。
右下のさざ波が立った水面が鴨が居た場所で、左上の黒い点が飛び立った鴨。
これはまた別の日、郊外にパピュ~ンと移動してのウォーキング。
川に架かる電線に黒い鳥。
大きさ、首の長さから判断して、川鵜のようだ。
トラクターが畑を耕す後を付いて歩くダイサギ。
虫が出てくるのを狙っているのだろうか。
少し近付いて撮影しようとすると、飛び立ってしまった。
中央の白い後ろ姿がダイサギ。
こちらは田植えに向けて水を張った稲田に佇むダイサギ。
蛙か小魚を狙っているのだろう。
田植えを終えたばかりの稲田を歩くダイサギ。
スタスタと歩き続けているが、イネは踏んでいないようだ。
自然と共生していることは素晴らしい。
川の合流地点にも一羽のシラサギ。
シラサギという種類は無く、ダイサギ、チュウサギ、コサギの総称。
うずくまっているので大きさがわからず、種類を特定できないのだ。
手前から激しく水が流れ込んでいる。
そこに小魚が浮いてくるのだろうか、一心に水面を見つめている。
またしばらく経った別の日に以前歩いた場所を訪ねてみると、同じ電線に川鵜。
前回は6羽だったが、今度は9羽。
電線が5本あれば楽譜のようで面白いのに、などと考えてしまう。
以前、鴨がたくさん羽を休めていた池を一週間後に再訪問。
前回95羽まで数えた鴨は、姿を消している。
が、左奥に一羽の鳥。
そして手前の草むらにも鳥の影。
真ん中の白っぽいブッシュの左側に一羽、右奥に二羽の鴨が隠れているのがわかるだろうか。
もう少し拡大すると画像は粗くなるが、三羽の鴨の姿はわかると思う。
遠目で良く見えないが、カルガモのようだ。
池を泳ぐ鳥をよく観察すると、鴨ではない。
身体が水中に没しすぎているし、首が長く嘴も尖っている。
シャッターを押した途端、水中に潜ってしまった。
撮れた写真には鳥の姿は無く、さざ波だけが残る。
そして少し先に再び姿を現した。
ネッシーのようにも見えるが、これは川鵜。
鳥の姿に癒されたウォーキングの特集でした。
暑さが増した日の夜は、夏の純米吟醸を抜栓。
この酒は、高知県香南市の高木酒造が醸す、豊能梅 土佐の夏純吟。
夏限定の純米吟醸酒である。
購入した時の記事はこちら。
昨年7月に高木酒造を訪ねた時は、五代目の高木社長兼杜氏が蔵を案内してくれた。
そして今年醸造されたこの酒は、息子さんの六代目が初めて杜氏として醸されたもの。
ラベルも夏らしいデザインに一新された。
香りはとてもフルーティーな吟醸香。
ファーストアタックは濃厚なコメの旨み。
その後に完熟したリンゴ、洋梨、メロンのニュアンスが続き、そしてキリリと引き締まった辛みと苦みが締めくくる。
切れ味の良い旨口だ。
使用米は松山三井、精米歩合は60%、酵母は高知吟醸酵母AC-95とCEL-19が使われている。
参考までに、高知吟醸酵母の表を付けておく。
大好きな豊能梅の夏の純米吟醸を楽しんだ、今夜のお家日本酒でした。