日本橋のイタリアン、『代官山ASO チェレステ日本橋』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。
今夜の白ワインは、ボルドー、グラーヴのシャトー・ブロンデル、2012年。
7年の熟成を経て、色合いは濃い黄金色。
綺麗な果実味を持ち、後味にはグレープフルーツの皮のような爽やかな苦味。
ぶどうは、セミヨンとカベルネ・ソーヴィニヨンが半々。
みなくちファームの「原木しいたけ」と讃岐はだか麦本舗「丸麦」のリゾット、緒方エッグファーム平飼い有精卵「オメガ3ナチュラルたまご」と白トリュフとともに。
みなくちファームは滋賀県北部、高島市にある無農薬野菜と原木しいたけの栽培農場。
讃岐はだか麦本舗は、失われつつあった希少品種、六条大麦の一種、はだか麦を復活させたことで知られる。
緒方エッグファームは、熊本県合志市にある平飼い有精卵で有名な養鶏場。
麦のプチプチ感がたまらなく美味い。
たまごはとても濃厚。
振りかけられた白トリュフの香りが食欲を誘う。
ジャン・ルイ・シャーヴが造る、ジャン・ルイ・シャーヴ・セレクション、サン・ジョセフ、オフル、2012年。
ジャン・ルイ・シャーヴはエルミタージュで超人気の造り手。
価格があまりに高くなってしまい、手が届かなくなってしまった。
そこで生まれたのが、購入ぶどうをベースに造られたセレクション・シリーズ。
スパイシーで濃厚な果実味を持ち、酸味がボディーを引き締め、洗練された味わいを実現している。
ぶどうはシラー100%で、樹齢は高いもので80年に達する。
セレクションは購入ぶどうで造られることになっているが、実際にはドメーヌのぶどうが60%ほど使われている。
パンのお代わりは、五種類のフォカッチャ。
彼女は二種類、私は三種類を選択。
今夜は食べ過ぎになりそうだ。
ワイン三種の飲み較べ。
こうして飲んでいると、それぞれのワインの特徴が一層よくわかる。
画像に度々写りこんでいる隣のテーブルのガラスの置物は玉ネギなのだが、どう見てもドラクエとしか思えない。
北海道しほろ牛サーロインのアロッスト、イタリア産ポルチーニ茸のコンフィと旬の茸の軽いソテー、石孫本店天然醸造味噌「黒味噌」香るパルミジャーノレッジャーノとともに。
しほろ牛は、士幌町のブランド和牛。
石孫本店は、秋田県湯沢市にある、安政二年(1855年)創業の味噌・醤油蔵。
素晴らしい火入れ。
柔らかな赤身が美味い。
ワインとの相性も抜群。
グラスをどんどん重ねてしまう。
ナカムラフルーツ農園りんごのコンポスタとカルヴァドスのジェラート、温かいキャラメルクリームソース、タルトタタンをイメージして。
温かいキャラメルソースが注がれる。
チョコレートの蓋が溶け、上に乗ったクリームがグラスの中に落ち込む。
ちょっとした演出を加えることで、ドルチェが一層美味しくなる。
「代官山のASOも好きだけど、チェレステも美味しいわね」と彼女。
彼女はここのイタリア料理が好きなのだ。
日本橋三越本店新館の前には、大きなクリスマスツリー。
「今夜は食べ過ぎちゃったから少し歩きたいわ」と彼女。
夜の日本橋散策も楽しい。
彼女と過ごす日本橋の夜は素敵に更けていきました。

















