昨年11月のこと、銀座の”何時ものフレンチ”で彼女と待ち合わせ。
銀座駅の地下通路は、ゴーストバスターズ仕様。
地上に出るともう外は暗くなっていて、銀座東急プラザが輝いている。
外堀通りを銀座三丁目方向に歩く。
ここからだと、銀座の柳が何本か見える。
マロニエゲートギンザ1のエントランスには、クリスマスツリー。
10階に着くと、開店したばかりの『ブラッスリー ポール・ボキューズ銀座』に入店。
まだ客は居ないが、30分もするとテーブルがどんどん埋まっていく。
今夜はちょっと早く着きすぎたようだ。
店のスタッフと今夜のワインについて話しながら彼女を待つ。
テーブルには何時ものバゲットがセットされている。
フランスで作られた生地を冷凍で輸入し、ここで焼き上げている。
彼女が到着し、今夜のアペリティフで乾杯。
今夜のアペリティフは、シードル・ブリュット。
ブルターニュの、シードル・ブリュット、ラ・ブーシュ・オン・クール。
ラ・ブーシュ・オン・クールとは、”おちょぼ口をして”という意味。
りんごの皮の渋みを感じることが出来る、美味いシードルだ。
皮ごとすりおろして造られているので、ミネラルやポリフェノールが豊富。
ブリュットなので残糖が少なく、アルコール度数は6%と高め。
自家製ジャンボンブラン、リンゴと生姜のチャツネ、ハーブのサラダ、マスタード風味の軽いフロマージュ・ブランを添えて。
自家製のジャンボンブラン、肉の旨みが凝縮され、リンゴと生姜のチャツネがよく合って美味い。
シードルが美味しいので既に五杯目。
昨年の秋はシードルをとてもよく飲んだ。
今夜の白ワインは、ブルゴーニュ、グラーヴのシャトー・ブロンデル、2012年。
このワインは昨年秋に初めて飲んだが、立て続けに三回も飲む機会に恵まれた。
グレープフルーツの皮の苦味を感じる切れの良い辛口。
グラーヴらしくない味わいだと思ったら、ソーヴィニヨン・ブランの配合比率が高く、セミヨンと半々なのだそうだ。
鰆の燻製ポワレ、柑橘の香る彩り野菜のジュリエンヌ、ソース・ノワイリー、白胡麻のチュイルをアクセントに。
鰆は春の魚と書くが、旬は晩秋から冬。
瀬戸内海地方では新年の贈答品に大きな鰆を使う習慣があるそうだ。
白胡麻のチュイルと野菜のジュリエンヌを取り除くと、香ばしくポワレされた鰆が顔を出す。
鰆が美味しいので白ワインも進む。
これで三杯目、それとも四杯目?
今夜も飲み過ぎの予感。
銀座の”何時ものフレンチ”、『ブラッスリー ポール・ボキューズ』で彼女と過ごす楽しい夜は続きます。




















