イスタンブールからの友人を、銀座、浜離宮、浅草に案内し、昼食を楽しんだ後、京橋のホテルに送り届け、少し休んでもらうことにした。
ホテル到着が午前1時半、それに時差も加わり、疲れた様子だったのだ。
そこで私は夕食までの間、銀座で時間を潰すことにする。
向かった先は、ギンザシックスのエノテカ。
ロゼワインで乾いた喉を潤す。
ラングドックのドメーヌ・ド・ロスタルが造る、ロスタル・ロゼ、2018年。
メドックのグラン・クリュ、シャトー・ランシュ・バージュのオーナー、カーズ家がラングドックに設立したドメーヌ。
良く冷えた、フレッシュでフルーティーなロゼが美味い。
セパージュは、シラー50%、グルナッシュ50%。
ワインは一杯だけ飲むつもりだったが、赤も飲みたくなった。
チリのバロン・フィリップ・ド・ロートシルト・マイポ・チリが造る、エスクード・ロホ、カベルネ・ソーヴィニヨン、2017年。
エスクード(楯)・ロホ(赤)=ロートシルト(赤い楯)。
フランスの名門、ロートシルト家が自らの名を冠したチリワインである。
とても力強い果実味と活き活きとしたミネラル。
この価格帯のカベルネとは思えない上質のワインだ。
チリの名産地、マイポ・ヴァレーのカベルネ・ソーヴィニヨン100%で造られている。
エノテカでのんびり飲んでいると、あっという間に夕方の待ち合わせ時間となった。
京橋に戻ると、エドグランにも明かりが灯っている。
その向かいにあるのが、友人が宿泊する「レム東京 京橋」。
とても綺麗なホテルで、友人の部屋を見せてもらったところ、部屋は狭いがとても上質の造りをしている。
最新のマッサージチェアーがあるのも旅行者には嬉しいサービス。
ホテルのロビーにはハロウィンの飾り付け。
ここで日本人の友人が加わり、三人で夕食に向かう。
日本人の友人が予約してくれたお店は、八重洲二丁目の『鳥どり』。
私は初めてだが、友人はここの別の店舗を何度か利用したことがあるそうだ。
厨房に面したカウンター席と、個室のテーブル席がある。
テーブル席は個室と言っても三面がガラス張りなので閉塞感は無い。
この写真は空室だったお隣の部屋。
プレモルで乾杯。
トルコの友人は喫煙者なので、友人が喫煙席を予約しておいてくれた。
お通しは三品。
白身魚、鰹、鶏、添えられているのはクリームチーズの味噌漬け。
飲み放題を付けているので、皆さん好きな飲み物を注文。
私が選んだのは、栃木県さくら市のせんきんが醸す、モダン 仙禽 亀の尾。
せんきんは文化三年(1806年)創業の老舗。
仙禽とは、仙人に仕える鶴のことなのだそうだ。
エチケットの仙禽の文字も鶴のイメージで描かれている。
亀の尾はせんきんの原点と言える古代米。
亀の尾の、それも原原種をオーガニック栽培して使用。
酵母も添加さず、天然蔵付き酵母で醸された自然派日本酒なのだ。
精米歩合は、麹米40%、掛米50%。
純米大吟醸と言える酒だが、その表記はされていない。
餡かけ豆腐。
鶏の天麩羅。
七味をかけた食べると一層美味い。
二杯目の酒は、モダン 仙禽 無垢。
仙禽の素朴な定番と位置付けられている酒で、使用米はさくら市産山田錦100%。
精米歩合は、麹米40%、掛米50%。
無垢には純米大吟醸の名称が使われている。
イスタンブールから友人を迎えての楽しい夜は続きます。



















