パリでの朝。
今日はオルセー美術館に行く予定。
すこし早起きをしてホテルで朝食をとる。
スマホを部屋に置き忘れたので、朝食の写真は無し。
朝食を済ませると、冷たい小雨が降る中、直ぐ近くのヌイイ・ポルト・マイヨ駅からRER(高速郊外鉄道)に乗り、オルセーに向かう。
セーヌ川を渡る時、すぐ近くにはエッフェル塔。
空は小雨に煙り、見るからに寒そうだ。
ほどなく、ミュゼ・ドルセー駅に到着。
急いでチケットブースに向かうが、既に長い列。
販売開始までの20分間、寒さが身に染みる。
小雨は降ったり止んだりで、時々雪も舞う。
折りたたみ傘を持ってきておいてよかった。
「貴方って本当に準備が良いわね」と彼女から褒められる。
美術館の前には、動物の像。
この女性は象の像の前で彼氏と待ち合わせをしているのだろうか。
あまりの寒さに、彼氏が早く来ることを祈ってあげたくなる。
ピカノの青の時代とバラ色の時代展が開かれている。
印象派も観たいが、今回観るべきは何と言ってもこのピカソ展。
チケットを買い、荷物検査をパスし、ようやく館内に入ることが出来た。
時計を見ると、到着後既に一時間以上が経過している。
まずは常設の展示を鑑賞。
最初はアングルの「泉」。
あまりに有名な絵画が並ぶので、ここからは説明は省略。
ルノアールの作品の隣では、絵の時代を再現した映像が流されていて、より立体的な展示となっている。
やはり何度来ても、オルセー美術館は素晴らしい。
ルーブル美術館にもオランジュリー美術館にもまた行ければ良かったのだが、今回はブルゴーニュが目的だったのでパリで時間を取らなかった。
つづいて、ゴッホやゴーギャンも観ておくことにする。
さて、そろそろレストランが開く時間だ。
人気の店なので、早めに移動することにしよう。
オルセー美術館で彼女と過ごす楽しい休日は続きます。