昨年末のウォーキング。
歩いたことのない初めての道を探索。
道路わきの植え込みに、厚葉君が代蘭を見付けた。
昔はどこにでもあったような気がするが、最近はほとんど見かけない。
大きく成長して場所を取り、葉が鋭く尖って危ないので、都会では伐採されてしまったのだろう。
厚葉君が代蘭は竜舌蘭科のユッカの一種で、メキシコから米国南部の乾燥地帯が原産地。
耐寒性耐暑性があり、乾燥にも強く栽培が容易な植物である。
それにしても何故”君が代”という名が付いたのか不思議で調べてみた。
学名がYucca gloriosa(立派な、栄光あるユッカ)ということから、立派な名前=君が代にしたという説がある。
また、近縁の葉が薄くて葉が垂れ下がる品種の英名がOur Load's Candle(主なる神の蝋燭)であることから、君が代と名付けたとする説もある。
でも、どちらもあまり説得力が無いように思われる。
厚葉君が代蘭の英名はSpanish dagger(スペインの短剣)であり、この方が植物の特徴をよく表している。
キダチアロエの花芽が出ていた。
昨年は三株のアロエから花芽が出ていたが、今は二株が伐採され、この一株のみ。
そして新年のウォーキング。
歩いたことのない道で、とても大きなキダチアロエの株を見付けた。
花芽が11個も付いている。
いったい樹齢何年のキダチアロエなのだろうか。
これは露地栽培でないと無理だ。
やはり私のベランダの株を開花させるのは難しそうだ。
今夜はフランス、シュッド・ウエストのマディランのワインを抜栓。
あるワインショップで見付け、2004年というバックヴィンテージに惹かれ購入したもの。
パトリモワンヌ&テロワール、マディラン、2004年。
プロデュクトゥール・ド・プレイモン(プレイモン生産者組合)が造るワインで、プレイモンは年産量4.000万本の大手の生産者組合。
マディランと言えば、マディランの皇帝、アラン・ブリュモンが有名で、何時も彼のワインばかり飲んでいる。
タナ種のぶどうを用いた違う造り手のワインを飲むのは初めてで、とても楽しみ。
コルクの品質は良く、14年の時を経ているが状態も香りも問題ない。
コルクにも2004年の刻印。
ワインに面していた側は、綺麗に濡れて着色している。
色合いはマディランらしく、とても濃いガーネット。
しかし口に含むと割とマイルドで、あのタナのガツンと来るタンニンのインパクトが無い。
それでも濃いことに間違いは無く、カシス、プルーン、ブラックベリーやブルーベリーのニュアンス。
後味には腐葉土や黒胡椒を感じる。
タナの語源はタンニンで、マディランは非常にタンニンが強いことが特徴だが、ヴィンテージが古いことも影響しているのか、普通に飲みやすいボディだ。
日本の家庭で飲むには、このワインの方が料理に合わせ易いだろう。
ぶどうを調べてみると、セパージュの詳細は不明だが、タナが50%以上で、カベルネ・ソーヴィニヨンとカベルネ・フランがブレンドされている。
タナの比率が低い分、アラン・ブリュモンのワインよりマイルドに仕上がっているようだ。
フランス産バリックで12ヶ月熟成されており、新樽比率は1/3。
アルコール度数は14%。
マディランの赤を楽しんだ、今夜のお家ワインでした。










