三田のオーストラリア大使館で開催されたガーデンパーティーに彼女と共に参加した素敵な夜の続き。
秋になると陽が落ちるのが早い。
気が付くと空は夕闇に覆われ、会場には人が溢れ始めている。
主催者の挨拶が始まった。
まず、在日本オーストラリア・ニュージーランド商工会議所アンドリュー・ガウチ会頭。
続いて、何時もはオーストラリア大使(リチャード・コート閣下)なのだが、今夜は不在とのことで代わってバジム・ブレイジー首席公使。
そしてニュージーランド大使、スティーブン・ペイトン閣下。
主催者挨拶が終わると、『ソルト・トーキョー』のメイン料理が出される。
海老とアヴォカドのタコスも美味しそうだ。
山葵アイオリソースの天麩羅フィッシュ&チップスも面白い。
ヴェジタリアン・パイ、ホームメイド・トマト・チャツネ乗せ。
ローズマリーとニュージーランド・ラムを詰めたカツレツ。
クイーンズランド・ビーツのピクルスとホースラディッシュ・マヨネーズ入りのオージービーフバーガー。
5種類全てを皿に盛り、残っていたオージービーフの串焼きも追加。
どれも美味しく、これだけでお腹がいっぱいになってしまう。
お腹がいっぱいになると、久し振りに会う友人達との懇談の時間。
サリーと会うのは一年振り。
サリーの友人達も加わり、一緒にワインをいっぱい飲んだパーティーの話や共通の友人の話題で盛り上がる。
いっぱいお話ししていると喉が渇き、ワインも飲み疲れたので、オーストラリアのリトルクリーチャーズのビールを試してみる。
ペールエールとドッグデイズの二種類があったので、珍しいドッグデイズをチョイス。
これはフルーティーな中にホップが効いていて美味い。
ビールのお供に、海老とアヴォカドのタコス、二人分取ってきた。
彼女はまだサリーとの話に夢中。
と、突然の雨。
夜20時頃から雨との天気予報が当たってしまった。
皆さん、急いで大使館の地下ホールに場所を移す。
私はその間にも、彼女に頼まれたミニ・ハンバーガーを二個確保。
オージービーフのパテが美味しく、何個でも食べたくなる。
雨の中、急いでヴィレッジ・セラーズのテントに行き、カベルネ・ソーヴィニヨンを二杯持ってきて、二人で乾杯。
ワインに関しては、ジェロボームも出品していたが、顔馴染みの人は一人も来られていなかった。
よく考えると、今夜はジェロボーム自身の「インディアン・サマー・パーティー」と重なっていたのだ。
私もお誘いを受けていたが、こちらに来るためにお断りしていた。
ジェロボームの出品ワインは以下の通り。
カウリ・ベイ、ソーヴィニヨン・ブラン、2015年。
クメウ・リヴァー、ヴィラージュ、ピノ・グリ、2015年。
ウイラ・ウイラ、アデレード、シャルドネ、2017年。
キリカヌーン、チェロ、シラーズ、2015年。
ソーホー・ワインズ、ピノ・ノワール、2016年。
これらも飲んだが、写真は撮り忘れ。
デザートの時間になったので、取りに行く。
一口サイズが嬉しい。
お腹がいっぱいだと思っていたが、美味しいので更に二個食べてしまう。
デザートの後はコーヒー。
庭のコーヒーブースを見ると、雨の中でもコーヒーをサーヴしている。
ここはニュージーランド、ウェリントン発祥のモジョ・コーヒー。
このお兄さんが彼女にコーヒーの特徴を熱心に説明してくれる。
私も目の前に居るのに、何故か私には目を合わせようとしない。
コーヒーを飲みながら、お隣のハンドメイド・チョコレートのお店、デロ・マーノのテントを見学。
お土産にチョコレート・ブラウニーをいただく。
オーストラリア大使館を出ると、坂を下り、芝公園方向に向かう。
「食べ過ぎ飲み過ぎたので歩きたい」と、彼女。
さっきまで降っていた雨は上がり、空気は冷えていて気持ちが良い。
彼女と過ごす三田の夜は素敵に更けていきました。
ところで、これがいただいたオーストラリアのデロ・マーノのブラウニー。
箱の中には、ブラウニーが4個。
上段左がオレンジ・チーズケーキ・ブラウニー、右がハニー・マカダミア。
下段左がクラシック・ブラウニー、右がエスプレッソ&ウォールナッツ。
クラシック・ブラウニーを食べてみる。
チョコレートが濃厚で、とても美味い。
彼女も気に入ったとのこと。
今はネット店舗での販売だけで、路面店の出店場所を探しているそうだ。
お店が出来れば、お祝いに駆け付けたいと思う。
素敵なお土産をありがとうございました。