外苑前のワインショップの話をしたところ、彼女が行きたいという。
そこである日の昼、外苑前駅で彼女と待ち合わせ。
青山通りから南青山三丁目交差点を右折し、キラー通り(外苑西通り)に入る。
向かった先は、『ダイヴ・トゥ・ワイン』。
ここはワインショップで、毎日10種類のワインを試飲することができるのだ。
今日の試飲ワインの中から彼女が選んだのは、台東区のマイクロ・ワイナリー、葡蔵人、ブックロード・ワイナリーが造る、無濾過KOUSYU1301-9、2016年。
これは前回ここに来た時にも飲んだワイン。
爽やかな飲み口のワインだ。
ここではテイスティングに加え、簡単なおつまみも食べることが出来る。
私がワインを色々見ている間に彼女が注文したのは、スタッフド・チーズ・オリーブ。
中にはパルミジャーノが詰まっていて美味い。
スペイン産生ハム。
このハモンセラーノ、熟成感があって旨い。
干し無花果が添えられているのも嬉しい。
二杯目は私が選んだ。
オーストラリアのオレアリー・ウォーカー・ワインズが造る、ザ・ラッキーパンター、アデレード・ヒルズ、ソーヴィニヨン・ブラン、2016年。
北海道在住のオーストラリア人が輸入しているワインなのだそうだ。
桃やネクタリンなどのフレッシュな果実味を持っている。
三杯目は今日の試飲ワインには入っていなかったが、店のオーナーの棚原さんにお願いして出してもらった。
ブレッド&バター・ワインズが造る、ブレッド&バター、シャルドネ、ナパ・カリフォルニア、2015年。
トースティ&バタリーなカリフォルニアらしさを追求するワイン。
トロピカルフルーツ、バター、ブリオッシュ、ナッツのニュアンス。
ミネラル感、酸味も充分にあり、バランスの良いリッチなボディー。
アメリカン&フレンチ・オークの樽で、4~8カ月間熟成されている。
ここでは海外の醸造家を招いて試飲会も開かれている。
醸造家達のサインも残されている。
棚原さんとのワイン談義が楽しく、思わず長居をしてしまった。
ランチの予約時間が迫ってきたので、急いで表参道に移動する。
彼女には表参道や青山の五つのレストラン名を挙げ、どれが良いか選んでもらった。
彼女が選んだのは、『フラテリ・パラディソ』。
先々月、アメブロの友人達と同じコースを回ったので驚いてしまう。
平日の午後早い時間、表参道ヒルズに客はほとんど見えない。
ここにランチで来るのは初めて。
彼女によると、ランチタイムにはサラダバーがあるので選んだのだそうだ。
彼女と過ごす表参道の午後は続きます。