丸の内散歩、ブリックスクエア & マルゴ、丸の内 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

先日のこと、丸の内でランチをとることに。

 

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向かった先は、ブリックスクエア。

この欧州風の建物の間を入ると、緑のオアシスに出る。

 

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今日も暑いが、ここに来ると一陣の涼風を感じる。

 

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ここには好きな店が多くある。

牛の絵が目立つこのお店は、エシレバター専門店、『エシレ・メゾン・デュ・ブール』。

ここのバターケーキ、”ガトー・エシレ”は美味しいが、販売開始と共に売り切れてしまう。

今日も「売切れ」の札が掛っている。

 

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こちらは、『ラ・ブティック・ドゥ・ジョエル・ロブション』。

ケーキやパンを買うこともできるし、ガレットやパスタでワインを飲みながらランチをとることもできる。

 

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ここは『A16』。

サンフランシスコで人気のイタリアンの日本店。

暑くないときはテラス席で冷えたスパークリングを飲みながらパスタやピッツァを食べると美味い。

 

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ブリックスクエアを取り囲むのは、丸の内パークビルと三菱一号館美術館。

この近代的な丸の内パークビルと、レトロな煉瓦造りの三菱一号館美術館のコントラストが素敵だ。

 

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パークビルを支える大きな柱の一本は緑で覆われ、ミストが噴き出している。

待ち合わせ相手の茶目子さんに、「霧を噴いている柱の横で待っています」とメッセージを送る。

 

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程なく現れた茶目子さんと向かったのは、この柱の真ん前のお店、『マルゴ丸の内』。

 

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ここのテーブルはとても小さいので、カウンター席を選択。

外を見ると、霧を噴く柱が目の前に見える。

 

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乾杯は、茶目子さんは生ビール、私は白ワイン。

 

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私の白ワインは、ドメーヌ・ドゥ・ラ・モットが造る、I.G.P.ペイドック、ソーヴィニヨン・ブラン、2016年。

ドメーヌ・ドゥ・ラ・モットは、ラングドック・ルーション地方にある家族経営のドメーヌ。

 

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活き活きとした酸味を持ち、グレープフルーツ、レモン、ライチのニュアンスを持つ爽やかな辛口。

ぶどうはソーヴィニヨン・ブラン100%で、栽培はリュット・レゾネ。

 

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ランチは、二人とも限定10食の週替わりランチを注文。

鶏をソテーし、煮込んだ料理。

 

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L字のカウンターの後ろ二面は全てセラー。

ここには、DRCを始め、ブルゴーニュの銘醸ワインやボルドーの五大シャトーが並んでいる。

 

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茶目子さんは、ビールの次は白ワイン。

ラングドックのドメーヌ・フェリーヌ・ジョルダンが造る、ピクプール・ドゥ・ピネ、キュヴェ・クラシック、2016年。

ドメーヌ・フェリーヌ・ジョルダンはピクプール・ドゥ・ピネのスター・ドメーヌ。

ぶどうは地ぶどうのピクプール100%。

 

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私の二杯目は、赤。

ドメーヌ・デュ・マス・ベシャの、キュヴェ・クラシック、コート・ドゥ・ルーション、2015年。

ドメーヌ・デュ・マス・ベシャはコート・ドゥ・ルーションの人気のドメーヌ。

 

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色合いは濃いガーネット。

豊かな果実味。

ブラックチェリー、プルーン、カシス、そしてスミレのニュアンス。

セパージュは、シラー64%、グルナッシュ25%、ムールヴェードル11%で、ぶどう栽培はビオロジック。

さて、お腹もいっぱいになり適度に酔いが回ったところで、次の予定に移るとしよう。

丸の内での楽しい午後の始まりです。