中目黒に、焼き鳥が素晴らしく旨い店がある。
そしてそこでは貴重な日本ワインも味わうことができるのだ。
久し振りにその焼き鳥屋さん、『とりまる』に行きたくなり、常連客のPEDROさんにお願いして「日本ワインと焼き鳥のマリアージュの会」を設定していただいた。
中目黒駅を出ると、目黒川沿いを店に向かって散策。
川に覆いかぶさる桜の緑もとても濃くなった。
川沿いの道は、少し気温が低く涼しく感じる。
ここが今夜のお店、『とりまる』。
店の前でchinatsuさんとPEDROさんに出会う。
なんとPEDROさんは日本酒、七賢の純米を持参されていて、お店が開店するまでコップ酒を酌み交わして待つことに。
店の二階のベランダには宇宙人。
これを見て、この店に来たいと思う人がいるとは思えない。
でも『とりまる』の焼き鳥は最高に美味しく、素晴らしい日本ワインも楽しむことができるのだ。
今夜はPEDROさんが二階の大きな部屋を予約しておいてくれた。
窓の外には宇宙人の後ろ姿。
部屋の中には、レトロなポスターが何枚か貼られている。
その内の一枚が、アース・ウィンド・アンド・ファイアーのポスター。
70年代から80年代初めに活躍したグループだ。
懐かしいと言うと、歳がばれてしまう。
二階にはもう一つ小部屋があり、こちらはテーブル席。
ここにも意味不明の人形が色々置かれている。
全員が揃い、プレモルの生で乾杯。
今夜のメンバーは、chinatsuさん、poohcoco-papaさん、PEDROさん、mayuさん、Mr. vinさん、そして私。
ビールで乾杯と言ったが、お二人はちゃぶ台ワイン、お一人はレモンサワー。
vinさんのグラスは画面からはみ出してしまった。
肉味噌こんにゃく。
こんにゃくも肉味噌と合わせると良い酒のアテになる。
焼き鳥と言えば、キャベツ。
ここでは大きな葉のままド~ンと出される。
味噌マヨネーズを付けて食べると美味い。
最初の日のンワインは、小布施ワイナリーが造るソガ・ペール・エ・フィス、ちゃぶ台ワイン、2016年。
曽我兄弟のお兄さん、曽我彰彦さんのワイン。
裏のエチケットには説明書きがぎっしり。
「字が小さすぎて読めない」と、ハズキルーペが欲しくなる。
vinさんは、小さな文字はスマホで撮影し、画面を拡大して読まれるそうだ。
2016年のちゃぶ台は酸が際立っている。
これだけのワインを、がぶがぶ飲んでもらいたいと安く販売する曽我さんは立派だ。
美味しいので、あっという間に二本を飲んでしまった。
ぶどうはベリーアリカントA主体で、カベルネとメルローが一部ブレンドされている。
黒豆醤油豆やっこ。
この醤油豆が美味いのだ。
せぎも。
背肝は鶏の腎臓。
1羽で小さな腎臓が二個しか取れない、希少部位。
せせりおろしポン酢。
せせりは鶏の首肉。
筋肉と脂肪が多く、弾力があって旨い。
続くワインは、曽我兄弟の弟さん、曽我貴彦さんのワイン。
タカヒコ・ソガ、ヨイチ・ノボリ、パストゥグラン、アイハラ、2015年。
このワインはエステート・ワインではないので、ドメーヌとは記載されていない。
パストゥグランと言えば、ぶどうはピノ・ノワールとガメイ。
でもvinさんによれば、ガメイは栽培されていないそうなので、ぶどうはツヴァイだろうということに。
あとで調べてみると、セパージュはピノ・ノワール70%、ツヴァイ30%だった。
同じく曽我貴彦さんの、ドメーヌ・タカヒコ・ソガ、ナナ・ツ・モリ、ピノ・ノワール、2015年。
こちらはエステートワインなので、ドメーヌと記載されている。
ぶどうはビオロジックで栽培されたピノ・ノワール100%。
最初はベリー系の香り。
その後ろからスミレ、キノコ、黒い土のニュアンスを持つ複雑なストラクチャーが顔を出す。
日本のピノ・ノワールも美味しくなった。
もっと日本のピノを飲んでみたいと思わせるワインだ。
友人たちと過ごす中目黒の『とりまる』での楽しい夜は続きます。


























