今夜は日本橋室町で彼女と待ち合わせ。
日本橋の麒麟像がこんなに明るく見える。
春になり、夜の訪れが遅くなった。
日本橋のすぐ上を走る首都高、何とかならないものかと何時も思う。
早く地下化し、麒麟に青空を戻してあげてもらいたい。
コレド室町に至る。
日本橋の街は再開発が進み、大きく変わった。
コレド室町1,2,3周辺は和の意匠が凝らされており、とても綺麗だ。
向かった先は、コレド室町2。
一週間前のこと、彼女が一言、「今年はまだ生牡蠣を食べていないの。食べたい!」。
そんなことはない、何度か一緒に食べているとは思ったが、余計なことは言わない。
そこで熟成肉のお店の予約をひと月先に延期し、『牡蠣場北海道厚岸』に予約を入れた。
”牡蠣場”とは、”オイスターバー”のこと。
日本橋本店に行こうと思ったが全席喫煙可なので、禁煙席がある支店のコレド室町店を予約。
待ち合わせ時間前に店に着くと、何と彼女が先に来ている。
年に1~2回くらいはこんなこともあるものだ。
早速白ワインをボトルで注文。
ルネ・マニュエル、シャブリ、キュヴェ・セレクション、2014年。
ルネ・マニュエルはムルソーの醸造家だったが、ドメーヌは今はラブレ・ロワの所有となっている。
グレープフルーツの香り、豊かなミネラル、火打石のニュアンス。
フレッシュ&フルーティーな辛口。
これは牡蠣に良く合いそうだ。
お通しはワカメのスープ。
目の前で熱々の出汁がワカメに掛けられ、完成。
ワカメの茎も入っているので、コリコリの食感が心地良い。
カウンターの前には、厚岸産の牡蠣。
カキえもんは不定期入荷だが、幸い今夜は入荷している。
マルえもんは、常備されている。
カキえもんのLLと、マルえもんのLLを注文。
右がカキえもんで、左がマルえもん。
薬味は、野菜のマリネ、海苔、ライム&レモン。
ポン酢や醤油、塩もある。
カキえもんは、ライム&レモンで。
マルえもんは、ポン酢でいただく。
濃厚な旨味が詰まっている。
頼んだ料理が次々と届く。
蒸し野菜サラダ。
サラダのソースは、酢味噌。
これがなかなか美味い。
刺身は、鰊。
彼女と一緒に北海道旅行した時に、小樽の鮨屋で食事をした。
彼女はその時に食べた鰊、キンキ、八角の刺身が美味しくて忘れられないという。
そこで迷わず鰊の刺身を注文したのだ。
日本橋室町の『牡蠣場北海道厚岸』で彼女と過ごす楽しい夜の続きは、また明日。