今夜は彼女と渋谷の隠れ家、アンジェパティオ、南平台 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

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今夜は彼女と渋谷で待ち合わせ。

車で向かった先は、南平台の住宅街にひっそりと佇むレストラン、『アンジェパティオ』。

 

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以前は毎月のように通った二人の隠れ家イタリアンで、好きなワインをキープしていた。

ここは結婚式場、披露宴会場としても有名なレストラン。

中にはチャペルがあり、若いカップルが結婚式の相談をしていることも多い。

二階には披露宴会場と控室がある。

 

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広いダイニングルームの奥には煉瓦造りの柱に囲まれたヴァージンロード。

右側にチャペルがあり、左側には結婚式用の入場ドアがある。

 

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結婚式用の入口を外から見ると、真っ直ぐにチャペルに繋がっている。

ドアの手前は樹々に覆われ、左側には水盤があり清水が流れ落ちている。

 

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ダイニングルームの天井を彩るのは、ベネチアンのシャンデリア。

 

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このお店で好きなのは、有田焼の飾り皿。

一人一人に違う絵柄の皿がセットされている。

 

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カトラリーのデザインも素敵だ。

ナプキンをとって絵柄を見る。

今まで私の前には置かれたことのない皿だ。

 

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「ねぇ、お皿交換しちゃだめ?そっちのデザインの方が好きなの」と彼女。

そこで私の前に引っ越してきたのが、このお皿。

 

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「乾杯用のスパークリングです」と、女性スタッフがグラスを二つ、テーブルにさっと差し出す。

銘柄は聞かなかったが、南フランスのシュナン・ブランといった感じ。

 

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アンティパストがガラスの皿で届く。

マグロのタルタル、カラスミ風味。

 

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二杯目は、白ワイン。

フレッシュな果実味を持つところから考えると、アドリア海側の北部の州の樽を使っていないトレッビアーノだと思う。

しばらく日本を離れていた上に帰国後もフレンチにばかり行っていたので、二年余りも来ていなかった。

支配人も交替し、店のスタッフも顔見知りは一人も居なくなっている。

これからまた、良好な関係を築いていこうと思う。

渋谷、南平台の『アンジェパティオ』で彼女と過ごす素敵な夜は続きます。