
表参道での用事が終わり、時計を見ると12時45分。
どこか近くで昼食をとろうと考える。
そうだ、外苑前まで歩いて『SHAKE SHACK』に行こう。
前回彼女と行った時はあまりに行列が長かったので諦め、汐留の『Bubby's』でハンバーガーを食べた。
今ならもうそんなに並ばなくても入店できるだろう。
神宮外苑につながる道の銀杏並木は緑の濃さを一層増している。

店に着いた時は、ほぼ13時。
予想した通り、店の前の行列はとても短い。
結果、わずか20分で入店。

天気は暑すぎず曇り空。
そもためか、店のテラスや店の前の歩道に置かれたテーブルは満席。
一人なので、店の中に空いたテーブルがあればそこに座ることにしよう。

もうすぐ注文カウンター。
メニューを見ながら、何を頼もうかとひと思案。
メニューの先に見えるのは、生ビールのサーバー。
それを見た途端、注文内容が決まった。
注文が終わると空きテーブルを探す。
テラスのすぐ内側に小さなテーブルを確保。
ガラス戸を開け放しているので、そよ風が気持ち良い。

シャック・バーガー、ユーコンポテトのクリンクルカットフライ、シャック・マイスター・エール、シャック・レッド。
店に入るまではハンバーガーと赤ワインだけにしようと思っていたが、ビール・サーバーから注がれているエールが美味しそうだったので、エールとポテトを追加してしまった。
これで約3,300円、結構高いランチとなった。

ホルモン剤を一切使用していないアンガスビーフ100%のパテ、チーズ、レタス、トマト、そしてシャック・ソース。
やはり美味い。

ポテトは外はカリッとして、中はホクホク。
ビールに良く合う。
高いランチだと思ったが、食べ物は1,000円ちょっとだけ。

残りの2,200円あまりが飲み物代なのだ。
上面発酵酵母で造られるエールは好物。
このシャック・マイスター・エールはかなり美味い。
ブルックリン・ブリューワリーがシェイク・シャックのためにブレンドしたエールなのだそうだ。

そしてシャック・レッド。
ナパ・ヴァレーにある大好きなワイナリー、フロッグス・リープがシェイク・シャックのためにボトリングしたワイン。
一昨年ナパ・ヴァレーを彼女と共に訪問した時にも、スタッグス・リープをいっぱい飲んだことを想い出す。

これがワインのボトル。
エチケットにはシェイク・シャックの絵が入っている。
スタッグス・リープのオリジナル・エチケットは、カエルが木の葉に飛びついている図柄。
最初にワイナリーを開いた場所がカエルの養殖場の跡地だったので、この名前とこのデザインとなったのだ。
外苑前の『SHAKE SHACK』での楽しいランチでした。