グランド・ハイアット、博多 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。


IMG_20151211_190310.jpg

彼女が、久し振りに博多に行きたいと言い出した。


よし、それではすぐに行こうということで、羽田空港に直行。


急いで予約したホテルは、『グランド・ハイアット』。



IMG_20151211_190330.jpg
ハイアット・グループのプラチナ・メンバーなので、急な予約でも無理を聞いてくれるのがありがたい。


『グランド・ハイアット』は最高級ブランドなのだが、外から見た眼は普通のホテル。


でも、キャナル・シティの一角を構成しているので、何をするにも便利なのだ。


IMG_20151211_190416.jpg
ハイアットは豪華なロビーで有名。


世界中の多くのハイアットに宿泊したが、どこも期待を裏切らない。


でもここは、正面エントランスを入ったところがかなり地味。


IMG_20151211_190433.jpg
でもその後ろを見ると、やはり豪華な世界が広がっている。


大きな円柱に囲まれた下のフロアーはラウンジになっている。


フロアー内にも小さなキャナルがあり、外にはキャナル・シティとの間に大きなキャナルを臨むことができる。

IMG_20151211_190501.jpg
下のフロアーでのんびりコーヒーを飲みたいと思いながら、ここに来るときは何かと忙しく、ラウンジを利用したことが無い。


今回も残念ながら時間が無さそうだ。




IMG_20151211_190956.jpg

部屋に入ると、まず目を引くのがバスルームとベッドルームを隔てる和風の壁。


これが障子のように開けば面白いのだが、ここは開かない。


ソウルと東京の『パーク・ハイアット』や、虎ノ門の『アンダーズ』等はバスルームの造りに遊び心があって楽しい。


IMG_20151211_191017.jpg
ベッドは窓際に置かれている。


とてもシンプルなベッドだが、ここのベッドは寝心地が良いので好きだ。


カーテンを閉めずに寝るのも楽しいが、ここではそれは無理のようだ。


IMG_20151211_191640.jpg
何故なら、窓の外はキャナル・シティ。


この部屋は最上階の一つ下、11階にあるのだが、不思議なことにより低層のキャナル・ウォークが目の前に見える。





IMG_20151211_191710.jpg
各種設備も必要にして充分。


デスクも使いやすく、さっそく持参したPCを開いて彼女の顰蹙を買ってしまった。


デスクの上には、総支配人からの歓迎のレターとクッキー。


IMG_20151211_192455.jpg


博多では駅や空港に近い『ハイアット・リージェンシー』を利用することが多く、『グランド・ハイアット』を利用することは少ない。


「いつもグランド・ハイアット・福岡をご利用いただきまして誠にありがとうございます。」と総支配人に言われると、ちょっと申し訳ない気がしてしまう。


でも、このクッキーは美味しくて好きだ。


IMG_20151211_191733.jpg
ここで彼女の評価が一番高いのは、バス・ルーム。


広さも充分で、設備が充実している。


壁の二面、約3m50cm位が全て鏡張り。


このガラスのシンク、私のブログに何度も登場していますが、おわかりですか?


そう、ハイアット・リージェンシー・コルカタのシンクと同じなのだ。


そう言えば、ここのバス・ルームの全体感は何となくコルカタのハイアットを連想させる。


IMG_20151211_191814.jpg
ひょっとして、設計者が同じなのかもしれない。


それはバスタブとシャワーにも感じる。


バスタブのすぐ隣りにシャワーがあり、両者が仕切られていないのだ。


IMG_20151211_192040.jpg
これがバスタブのすぐ右側にあるシャワー。


確かにバスタブとシャワーを別々に仕切って作る必要は全く無い。


むしろ一緒の方が、濡れた足で滑る大理石の床を歩いて移動する必要が無いので便利なのだ。


ここのシャワーで面白いのは、座って使えるカランが付いてることだ。


これは虎ノ門の『アンダーズ』でも取り入れられている、和のテイストだ。




IMG_20151211_192248.jpg
それがこの低い位置にあるシャワー。


座る椅子まで用意されているので、バスタブの外でしっかりと身体を洗いたい人には嬉しい仕様だ。






IMG_20151211_192123.jpg
シャワーのあとは、バスローブ。


二人分がちゃんと用意されている。


五つ星ホテルでは必須アイテム。


バス・タイムのあとは、いきなり寝具を着るのではなく、寛げるバスローブが必要だ。


でも、欧米のホテルではバスローブしか置いていないところがほとんどだ。


これで寝ると寝心地が悪いので、欧米に行くときはパジャマを持参している。



IMG_20151211_192152.jpg
でも日本のホテルでは心配は不要。


ちゃんと寝間着も用意されている。


彼女の寝間着姿もなかなか素敵だ。



IMG_20151211_192308.jpg
そうそう、バスルームにはテレビも設置されている。


一人の時はバスルームのテレビを重宝しているが、彼女と一緒の時はむしろ邪魔だ。


ただでさえ長い彼女のバスタイムが、更に長くなってしまうからだ。


さて、ホテルの検分も終わったので、ちょっと外に出ることにします。


そのご紹介は、また明日。