銀座の『バー・シェイク』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。
二杯目は、ポート・エレンのセヴンス・リリースをストレートで味わう。
ポート・エレンは昨夜もご紹介した通り、スコットランドの西方海上のアイラ島にあった蒸留所。
ポート・エレンという会社自体は残っているが、1983年に蒸留所の操業を停止し、今は製麦部門だけで操業を続けている。
そして残ったモルトを毎年一樽分ずつリリースしているのが、このシリーズである。
とても人気のモルトなので、今では入手困難になってしまった。
このセヴンス・リリースは、全部で5,274本がボトリングされている。
1年に世界で販売される本数が5,000本前後では入手が難しくなるのも仕方が無い。
このモルトは1979年に蒸留され、2007年に28年物としてボトリングされている。
フィフスが2004年に25年物としてボトリングされているので、この間に発売の無かった年があったようだ。
セヴンスはアルコール度数が53.8%と、他のリリースに比べて低い。
しかし完成度は非常に高く素晴らしいバランスに仕上がっていることから、最も人気の高いリリースなのだ。
タリスカーはアイラ島の近くにあるスカイ島のモルト。
ヨード香が強いことで有名で、ポート・エレンと並んで私が好きなモルトである。
タリスカーはアイランズ・モルトに分類されている。
タリスカーの最上級ヴィンテージ物は30年だが、これはなかなか入手困難。
私も1本だけ手に入れてキープしていたが、昨年飲み干してしまった。
でも、この25年も充分に上質で、ボトル・ナンバーも入っている。
アルコール度数は54.2%。
彼のシェーカーを振る姿は美しく、女性ファンも多い。
そこでギムレットを作ってもらうことにする。
照明を落とした店内で、ちょっと離れた場所でシェーカーを振る姿を撮影するのは難しい。
動きも激しいので、かなりピンボケになってしまった。
古田土さん、ごめんなさい。
でも、50度を超えるモルトを三杯ストレートで飲んだ後なので、かなり酔いが回ってしまった。
それに、ここに来る前に夕食時にワインも飲んできているのだ。
このオリーブは、丸亀にある港のバー、『サイレンス・バー』のオーナーの丸岡さんからいただいたものだそうだ。
実は『サイレンス・バー』には一度行ったことがあり、スコッチの品揃えの素晴らしさに感激したことを思い出した。
彼女と過ごす、銀座の『バー・シェイク』での楽しい夜でした。



