今夜のお家ワイン、マリリン・モンロー、カリフォルニア | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。



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今夜はクリーヴランドで購入した、ちょっと男心を誘うワインを抜栓。


マリリン・メルローという名のワインで、エチケットもマリリン・モンローの写真とサインの図柄。


う~ん、何という悩殺ポーズ。


一度目に留まると目を離すことができなくなり、他のワインを4本選んだあと、最後にさっとこのボトルを買い物カートに入れてしまった。


このワイン、実はモンロー財団の公認ワインで、マリリン・ワインズがマリリンの誕生日の6月1日に毎年リリースする限定生産ワインなのだ。


ファースト・ヴィンテージは1985年。


それ以来、マリリンの有名な様々なポーズ、シーンの写真がエチケットに使われ、コレクターズ・アイテムとなっている。


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2010年はこの赤いドレスで、なんとも表現しにくいポーズの写真である。


でも中身は、ナパの最高級のぶどうを用い、最新の設備と優秀な醸造家によって造られた、素晴らしいメルローなのだ。


話題性だけでなく品質も伴っているからこそ、人気を維持出来ているということだ。


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マリリンのファンならずとも、自分のセラーにマリリンのワインが何種類も入っていれば嬉しくなるだろう。


だからバック・ヴィンテージは高額で取引されており、5年経つと価格は三倍程度になっているようだ。


と言うことは、このワインはUS$30.-程度で購入したので、今ではUS$90.-になっている計算だ。


もっと古いヴィンテージだと、US$1,000.-~3,000.-にもなるそうだ。


飲まずに置いておこうかとも思ったが、話題性のあるワインであればあるほど飲んでみたくなり、遂に抜栓。



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コルクを見て驚いた。


二か所にマリリンのキスマークが付いている。





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そしてそれだけではない。


何とトレードマークのほくろまで付いているのだ。


う~ん、エチケットだけでなく、このコルクも取っておきたくなる。


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そしてキャップシール。


良く見ると、これもマリリンのキスマーク。


それにしてもキャップシールのキスマークは肉感的だ。



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いよいよ飲んでみることにする。


確かに、これは上質のメルローだ。


ヴェルヴェットの滑らかさを持ちながら、重すぎず、綺麗なバランスに仕上がっている。


ブラックベリーらラズベリーのニュアンスが、シルキーなタンニンと良く合う。


マリリンのメルロー、是非一度試してみてはいかがですか?


そういえば、マリリンの本名を冠したノーマ・ジーンというブランドのワインも、セカンドとして売り出されています。


今夜も楽しい、お家ワインでした。