今夜は彼女とニュージーランド・ワイン、NZ BAR、東大前 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。


IMG_20150731_090211.jpg

今夜は彼女と早い時間に東大前駅で待ち合わせ、向ヶ丘の東大農学部の近く、文京学院大学横の『NZ BAR』に向かう。


店は気を付けていないと、前を通り過ぎてしまうほど目立たない。


本郷通り沿いには、ここが『NZ BAR』であることを示す小さな黒板が置かれているだけ。


六つの飛び石を奥に進むと、店のドアに至る。


ニュージーランド・ワイン専門の販売店に、イートインが併設されているのだ。


基本はワイン・ショップなので、7人も入れば飲食スペースはいっぱいになる。


IMG_20150731_085728.jpg
店の奥に、セラーがある。


内部は18度程度に保たれているので、保管されているワインには申し訳ないが、暑いこの時期には、まずセラーに飛び込んでワインを探すことにしている。




IMG_20150731_085706.jpg
今夜のワインを選び終える頃には、身体はひんやり。


それから表の飲食スペースに移り、ゆっくりワインを楽しむのだ。


グラス・ワインもあるが、今日は暑いので冷えた白を1本飲むことにしたのだ。





IMG_20150731_090004.jpg

選んだワインは、好きな造り手の好きなぶどう。


ドッグ・ポイント・ヴィンヤードが造る、ソーヴィニヨン・ブラン、2014年。


ドッグ・ポイントは、ニュージーランド・ワインの品質の高さを世界に知らしめたクラウディ・ベイのぶどう栽培のチーフとワイン・メーカーが独立して設立したワイナリーなのだ。


クラウディ・ベイのぶどう栽培の責任者であり、また優良な畑をクラウディ・ベイに貸し出していたアイヴィン・サザーランドと、ワイン・メーカーだったジェームス・ハーリーがドッグ・ポイントを設立したのは2002年。


クラウディ・ベイが大手のディアジオに買収されたのを嫌っての決断だった。


IMG_20150731_090114.jpg
私も以前はクラウディ・ベイを良く飲んでいたが、今ではドッグ・ポイントに切り替えている。


このソーヴィニヨン・ブランも、もちろんマルボロのドッグ・ポイントの自社畑のぶどうが使われている。


色合いは淡いモスグリーン。


グレープフルーツの香りを持つが、甘い果実香は控え目。


柑橘系のすっきりとした甘さと、酸、ミネラルのバランスが良い。



IMG_20150731_090033.jpg
店の壁には、ここを訪れたワイン・メーカー達のサインがひしめき合っている。


その一角には、グレイワッキのケヴィン・ジュッドとキンバリー夫妻のサインが書かれている。


そして矢印の先には、ドッグ・ポイントのサインがある。


実はケヴィン・ジュッドは、クラウディ・ベイの創業から約25年間、醸造責任者として活躍し、2009年に独立してグレイワッキを創業した人物なのだ。


そして私と彼女は、ジュッド夫妻と夕食を共にしたことがある。


彼女と過ごす、『NZ BZR』での楽しい夜の続きは、また明日。