今までナイトキャップ用に使っていたバランタイン17年のボトルが空いてしまった。
次に何を飲もうかと、スピリッツ用の酒庫を物色する。
何時もとはちょっと違ったモルトを選ぼうと思い、シングル・ハイランド・モルトを取り出した。
オールド・フェッターケアン、10年。
スコットランドのハイランド地域の東部にある蒸留所で、創業は1824年と古い。
日本ではあまり有名なブランドではないが、ホワイト&マッカイの原酒として知られている。
ホワイト&マッカイ自身は、インドの飲料会社に買収されてしまったが、今年になってサントリーがインドの会社にホワイト&マッカイの買取に名乗りを上げた。
そのインドの会社とは、キングフィッシャーというビールで有名なユナイテッド・ブリュワリーズであり、キングフィッシャーは私のブログにも何度も登場している。
グラスに注ぐと、ウイスキーが冷えすぎない内にひとくち口に入れ、舌の上でころがす。
ピート香はそれほど強くなく、すっきりとした飲み口だが、アフターに円やかな甘みを感じる。
色合いは薄いが、香りは豊か。
これが空になったボトル。
スピリッツの酒庫にはバランタインの17年が4本入っていたが、これで残りは1本のみになってしまった。
最近はワインばかり購入していて、ウイスキーやブランデーはほとんど買っていない。
まだまだ充分に本数が揃っているので大丈夫だが、一度きちんと在庫を確認しておいた方がよさそうだ。
今夜も楽しい、ナイト・キャップでした。