ワイン・アット・ホーム、バンコク | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。


ワインは素敵な恋の道しるべ-2013102118150000.jpg
今夜は初めてのお店で食事。


店の名前は、『ワイン・アット・ホーム』。



ワインは素敵な恋の道しるべ-2013102118160000.jpg


以前から他のイタリアンに行く道すがら、気になっていたお店である。


スクムヴィット通りから見る店内は、とてもスタイリッシュ。


ワインは素敵な恋の道しるべ-2013102118240000.jpg
次回の為にと外から写真を撮っていると、歩いてきた素敵な女性が私に微笑み、撮り終えるまで止まって待ってくれた。


彼女に礼を言うと、再び笑顔を返し、何とその足で店に入っていったのだ。


こんな素敵な女性が一人で入れるなら安全な店に違いないと思い、付いていくように店内に歩を進めた。


そしてわかったことは、その女性がこのお店、『ワイン・アット・ホーム』のオーナー、ヌンチャパットさんだったのだ。


思わぬ偶然の出会いに、二人とも大笑いで写真をパチリ。


ワインは素敵な恋の道しるべ-2013102118350000.jpg
早速白ワインで乾いた喉を潤す。


店の中には、大きなウォークイン・セラーがある。


その中から選んだ白は、オーストラリアのミルストーン・シャルドネ、2012年。


日本には輸入されていないようで、オーストラリアのサイトも調べてみたが、わかったのはネットでの販売価格程度。


オーストラリアのネット価格と比較すると、関税の高いタイの、しかもレストラン価格としてはとても良心的。


ワインは素敵な恋の道しるべ-2013102118450000.jpg
グラスに注ぐと、綺麗な黄金色。


フルーティな香りがふわりと漂う。


口に含むと、果実味は控えめで、オーク・バニラの微かな香り。


強めに冷やしているせいもあってか、かなりドライ。


暑い外から入店したため、冷えたシャルドネを喉越しで飲んでしまう。




ワインは素敵な恋の道しるべ-2013102118290000.jpg
お通しは、生ハムやフォルマッジョ。


熟成の進んだブリーの上には、干無花果。


ワインは素敵な恋の道しるべ-2013102118390000.jpg
前菜は、マグロのサラダ。


簡単な料理ではあるが、美味い。



ワインは素敵な恋の道しるべ-2013102118390001.jpg
そして、フライド・カラマーリ。


名前はイタリア語だが、今ではアメリカの定番。


次に選んだ赤ワインと料理のご紹介は、また明日。