朝早い、成田空港のANAスイートラウンジ。
まずは、一つ目の朝シャンを楽しむ。
シャンパーニュの名門、ルイ・ロデレールの、ブリュット・プルミエ。
先日もご紹介したばかりなので詳しい説明は省略。
セパージュは、ピノ・ノワール56%、シャルドネ34%、ピノ・ムニエ10%。
オークの大樽で熟成された、4つのヴィンテージのリザーブ・ワインが使われ、それがこの奥深く強いボディを形作っている。
何時もの定番である。
ANAスイートラウンジの新しいワインの品ぞろえの内、まだ飲んでいないワインを試すことにする。
白は、フランス南西部、アルモニ・ド・ガスコーニュのドメーヌ・ド・ペルオー、2012年。
アペラシオンがアルモニ(ハーモニー)という名前のとおり、6種類のぶどうがブレンドされており、そのハーモニーが素晴らしワインである。
使用されているぶどうは、ソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネ、コロンバール、ユニブラン、グロ&プティマンサン、フォール・ブランシュ。
羽田空港のラウンジでは半切れだったが、成田空港では一切れがまるまるクラッカーの上に載っていて、嬉しくなる。
搭乗前にシャワーを浴びてさっぱりするのだ。
ANAラウンジのアメニティーは、並みの五つ星ホテルよりも充実している。
これで旅行期間のシャンプーは大丈夫。
シャワーのあとは、まだ飲んでいない最後の1種類の赤を試してみる。
フランス、ローヌ地方のドュラスが造る、コート・デュ・ヴァントゥー、2011年。
ドュラスは、1835年創設の名門。
セパージュは、グルナッシュ80%、シラー20%。
とても濃く、それでいて洗練されたすばらしいワインである。
機内ですぐに食事が出るのだが、この魅力には逆らえない。
今回も楽しい、成田空港第一ターミナルのANAスイートラウンジでの搭乗前のひと時でした。