向かった先は、香港島の灣仔の『ノボテル』の地下にある、『老上海飯店』。
外は暑いので、白ワインを飲みたくなる。
店の支配人と丁々発止やりあって、メニューにないワインを引き出した。
アルベール・ピックの、シャブリ・プルミエ・クリュ、モンマン、2002年。
アルベール・ピックは、ラドゥーセットの傘下にあるレニャール社の一部となっている。
ワインに色々と注文を付けたので、料理は支配人のお勧めを中心に出してもらう。
冷製クラゲ、ピータン豆腐は、なかなか美味い。
この筍は絶対に食べるべきと言われたが、確かに絶品。
熟成の進んだ年代物を、温めて出してもらう。
店の名前もしっかり書かれている。
炭で濾してあり、酸味を持つ素晴らしいボディをしている。
ところが今月はまだカニが獲れないということで、今夜は無し。
そこで、〆も支配人のお勧めに従うことにした。
久し振りに美味い杏仁豆腐に出会えた。
これは、支配人が絶対に食べるべきと言って持ってきた揚げ饅頭。
お腹はいっぱいだが、美味い。
元気な支配人のお陰で、香港の夜は楽しく更けていきました。