続いて、赤ワインを抜栓する。
これも、『まき田』の女将さんが私のために用意してくれたもの。
アレット・ル・ロワイエ・ジラルダンが造る、ボーヌ・クロ・デ・ムーシュ、プルミエ・クリュ、2002年。
ドメーヌ・アルマン・ジラルダンは、1990年、父アンリから娘のアレットに引き継がれ、この名前に変わった。
そして2004年、アレットは2004年ヴィンテージから名称をドメーヌ・アレット・ジラルダンに変更し、エチケットも一新した。
元々良質のワインを生産していたドメーヌだが、アレットが引き継いでからは更に評価が高くなっている。
その、グレート・ヴィンテージ、2002年のクロ・デ・ムーシュである。
美味しくないはずが無い。
彼女も、白に続き、赤も素晴らしいブルゴーニュに感激。
これは美味い。
茄子とブルゴーニュのマリアージュは初めての経験。
『まき田』のちゃんこは、最高に美味いのだ。
鰯のつくね、豚肉、鶏肉、油揚げ、野菜、きのこ、・・・美味いので三杯も食べてしまう。
ちゃんことブルゴーニュの相性も良い。
うどんも三杯食べる。
本当は雑炊にして旨味を全て食べ尽くすのが王道だが、もう椅子から立ち上がることができないくらいお腹いっぱい。
美味いのだから仕方が無い。
2002年の最高の白と赤のブルゴーニュに出会えた、彼女と過ごす、元赤坂の幸せな夜でした。
女将さん、ご主人、ありがとうございました。