今夜は友人と、『銀座でワイン』に行った。
え、店はどこですかですって?
そう、店の名前が、『銀座でワイン』なのです!
銀座一丁目の通りから階段を下り、ドアを開けると目の前にワインがズラリ。
ワインには値札が付いており、その値段で店内で飲むことができるのだ。
一渡り在庫をチェックして回ったので、席に着く前に半時間を費やしてしまった。
ダイニングスペースに対し、ワインラックが占める面積がとても大きい。
キリリと冷えたシャンパーニュが暑さに参った身体を生き返らせてくれる。
選んだシャンパーニュは、ベルナール・ペルトワの、グラン・クリュ、ブラン・ド・ブラン、ブリュット。
夏はシャルドネ100%のブラン・ド・ブランが美味い。
そして、今夜はグラン・クリュ。
ベルナール・ペルトワのシャンパーニュは、年産わずか1,100ケース。
フランスでもなかなか手に入らない希少なRMなのです。
熱々の器が食欲を誘う。
そしてシャンパーニュをゴクリ。
魚は、・・・忘れてしまった。
シャンパーニュを飲み干してしまったので、今夜はちょっと珍しいワインを抜栓。
南アの、ピノタージュ。
ピノタージュは、南アで1930年代にピノ・ノワールとサンソーを交配して造られた品種。
ステラー・オーガニクス社は、有機農法でぶどうを育て、畑ではアヒルが主役。
作業者全員が株主で、このワインはフェアートレードで輸出されている。
タンニンは比較的強く、アルコール度数も14%ある。
バランスの取れた、コスパ抜群のワインである。
以前は南アと言えばピノタージュを飲んでいたが、最近は南アでもカベルネ・ソーヴィニヨンが主流となっている。
久し振りに飲む、ピノタージュは楽しい。
口の中でトマトの果汁がピュッと飛び出す。
ピノタージュに良く合う。
私達が食事の間、ほとんどテーブルの近くに居て気を使ってくれた。
お返しに、ワインについて詳しくお話し、勉強に協力。
笑顔が素敵で、とても良く気が付く優しい女性でした。
友人と過ごす、楽しい銀座の夜でした。