夕食に出ようと思ったら、外はスコール。
雷が鳴り響き、激しく大粒の雨が地面を叩きつけている。
そこで、『グランド・ハイアット・エラワン』から建物続きで行くことができる、『アマリン・プラザ』で食事をすることにする。
現代感覚のタイ料理のお店である。
良く冷えたビールが美味い。
でも、汗をいっぱい流した後は、いきなりアルコールだけでは良くない。
そこで、ミネラル・ウォーターも喉に流し込む。
タイでも豆腐はよく食べる食材なのだ。
まずは白ワインを選ぶ。
オーストラリアのケープ・メンテルが造る、ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン、2008年。
ケープ・メンテルは、クラウディ・ベイの創業者、デビット・ホーエンが1970年に設立したワイナリー。
オーストラリアのプレミアム・ワインの地位を確立したワイナリーなのだ。
クラウディ・ベイと同じく、2003年にヴーヴクリコ・モエ・ヘネシーグループの傘下に入っている。
確かにタイ料理には辛いものが多いが、タイの人達は甘い料理も大好きなのだ。
昼も夜も伝統的なタイ料理を食べ続けたので、あっさりとした料理が食べたくなったのだ。
イタリア、トスカーナ州のゾーニンが所有するカステロ・ダルボラが造る、キャンティ・クラッシコ、2007年。
ぶどうは、もちろんサンジョヴェーゼ。
バランスの良いキャンティで、コストパフォーマンスも良い。
これもあっさりとしていて旨い。
そこで、ホテルのバーでもうちょっと飲むことに。
まずは、大好きなダイキリ。
でも、当然のようにフローズン。
どうやらバンコクではカクテルはフローズンで造られるのが一般的のよう。
フローズン・ピニャコラーダ。
話はどんどん弾むが、酔いもどんどん進む。
バンコクの友人達と過ごす、楽しい夜でした。