今夜は仲の良い友人達と、銀座の韓国料理店、『アグンイ』で会食。
このお店は、良いワインが揃っているので私のお気に入り。
最初は、黒豆のマッコリで乾杯。
最初の一本は、イタリア、ピエモンテ州のプルノットが造る、ロエロ・アルネイス、2008年。
アルネイスという古い品種のぶどうを用い、ロエロ村で造られる白ワインである。
プルノットは、1923年にアルフレッド・プルノットが創業し、品質の高いワイン造りを行ってきたが、アルフレッドの引退に伴い、1989年にトスカーナの名門、アンティノリに引き継がれている。
薄緑がかった色合いで、酸のバランスが良い爽やかなボディを持つ。
空いたお腹にありがたい。
彩りが綺麗。
季節のサラダ。
これを最初にお腹に入れておけば、お酒を飲んでも悪酔いしない。
酒盗やこのわたのようなもの。
二本目はトスカーナ州のペッポリ、キャンティ・クラッシコ、2007年。
このワインも、トスカーナの名門、アンティノリの製品。
ぶどうの果実味が豊かな、ミディアム・ボディのキャンティ・クラッシコ。
大樽で熟成され、樽はほとんど感じないが、サンジョヴェーゼにメルローとシラーを加えることで深みを増している。
今夜は海老などの海産物が入ったもの。
もともとはお祝い料理だったが、いまでは普通に食べることができる定番料理。
次はカリフォルニアのベリンジャー、ナパ・メルロー、2005年。
ベリンジャーは、1876年創業のナパ最古のワイナリー。
優良なワイン造りで有名だが、今はオーストラリアの飲料メーカー、フォスターの傘下に入っている。
色合いは非常に濃く、スパイシーでリッチで滑らか、強い熟成感を持つ素晴らしいフル・ボディ。
このワインは、ナパ・ヴァレーのメルローのお手本と言われているのだ。
牛の小腸の辛い鍋は、私のお気に入り。
あぁ~、もうお腹が張裂けそうだ。
たまには韓国料理で飲むワインも良いものだ。
友人達と過ごす、銀座の楽しい夜でした。