趣味の話~ミニ四駆編④~

皆さんチャオっす!マチカネテイオーです!

ミニ四駆編④モーターについて説明していきたいと思いますニコニコ


後編 モーター

ミニ四駆にとってモーターは電池と同じくらい

速度に関係するものです。

ミニ四駆をしていると

「このモーター回転数が〇〇ある」

「モーター慣らし」

という言葉を聞くと思います。

初心者からしたらちんぷんかんぷんで

何を言ってるのかわからなかったりします。

今回は回転数やモーター慣らしについて説明していきますウインク


モーター慣らしと回転数の関係

まずはモーター慣らしと回転数についてです。

回転数は、言葉どおりでモーターが最高で回る数値のことです。


写真のようにパッケージの裏に表記されてます。

そしてモーター慣らしとは、この回転数を意図的に上げることを言いますニコニコ

回転数を調べる方法はアプリでありますので

ストアで検索してください。


モーター慣らし

つづいてはモーター慣らしについて説明します✨

ここで紹介する方法はあくまで自分のやり方で1つ例なので

これが正解というワケではないです。

モーター慣らしの方法は人それぞれあるので参考までにニコニコ



写真はモーターをバラしたものです。

左に見えてるのがコミュテーターと呼ばれる部分で

右に見えてる金属がブラシと呼ばれる部分です。

モーター慣らしでは、意図的にブラシを削り

コミュテーターとの接点を増やし流れる電流を多くすることで回転数を上げるということです。


 注意すること

  • ブラシには金属とカーボンの2種類があり、それぞれで慣らし方が変わってきます。
金属ブラシ
チューン系全般とライトダッシュ

カーボンブラシ
ハイパーダッシュ以上のモーター
  • 冷却しながらすること
モーターは熱に弱いです。熱を持ちすぎると熱ダレという現象が起こり
内部の磁石が磁力を失い、力の無いモーターになってしまうからです。

  • 終わったら削りカスを取り除く
慣らし終わったモーター内部には、削りカスが溜まっているのでドンキなどに売っている
パソコンなどを掃除するエアースプレーを使って取り除いて下さい。
電流が流れるのを妨げて回転数が落ちます。

  • モーターに休憩をいれる
モーターを長時間回し続けると当然熱を帯びてきます。
そうなると先ほど記述した熱ダレが起こるので一定時間回したら冷えるまでモーターを休憩させてください。

 モーター慣らしの方法

金属ブラシとカーボンブラシの慣らし方を説明します。


  • 金属ブラシの場合
金属ブラシは削りやすいので時間をかけずに

高電圧で一気にします。

準備するもの

9V電池


手順

  1. 軸受にメタルオイルなどをほんの少しだけ垂らす
  2. 9V電池をモーターにあて、10秒ほど回す。
  3. 5分以上おく
  4. 9V電池の+と-を逆にしてあて、10秒ほど回す。
  5. 2~4を3、4回繰り返す。
  6. エアースプレーなどを使って削りカスを取り除く。
  7. 軸受にオイルかグリスをつけ、手で回して馴染ませる。
以上で終了ですウインク

  • カーボンブラシの場合
カーボンブラシは削りにくいので低電圧で時間をかけて冷却しながら削ります。
準備するもの


モーター慣らし用スタンド

変圧器(サンダーやアンチマターでも可)

小型扇風機

手順

  1. 軸受にメタルオイルなどをほんの少しだけ垂らす。
  2. 1.5Vに設定し冷却しながら30分ほど回す(1Vでもいいのですが、その時は1時間ほど回してください。)
  3. 30分ほど休憩する。
  4. 2で回した方とは逆回りで冷却しながら30分ほど回す。
  5. 2~4を目標にしてる回転数になるまでする。(やりすぎには注意してください。)
  6. エアースプレーなどで削りカスを取り除く。
  7. 軸受にオイルかグリスをつけ、手で回し馴染ませる。
以上で終了ですニコニコ

道具がない方は、電池育成で紹介した
使わないシャーシを使ってするやり方でできるので
電池育成と一緒にできてオススメです✨

補足ですが、削りカスを取り除く方法に
パーツクリーナーを使用する人もいます。
クリーナーを使用する場合は、使用後しっかり乾燥させてからモーターを使用してください。

 番外編 脱磁とは?

脱磁は、文字通り磁石の磁力を少なくすることですが自分はオススメしません。

なぜかと言うと回転数は確かに爆発的に上がりますが、磁力を少なくするということは

モーターのトルク(力)を少なくするということで

バンクの登りや着地後の再加速に悪影響をあたえるからです。

フリマアプリなどでハイパーダッシュで回転数35000やマッハダッシュで回転数45000とかで売ってるのを見かけますが

あれは磁力が少ない為に出てる数値で立体コースでは正直使い物にならないので買わないほうがいいです。



いかがでしたか?
奥が深いのがわかると思います。
まとめると……
電池
育成は充電と放電を繰り返す。
内部抵抗値が高いと性能が悪く低いと性能が良い。
2本以上使うと性能が悪いほうに合わせる性質があるので、なるべく内部抵抗値が同じもの同士をセットで使用する。
適正温度があり適正温度は25℃~30℃が目安。

モーター
慣らしは内部のブラシを意図的に削り回転数を上げること。
ブラシの材質は金属ブラシとカーボンブラシの2種類あり慣らし方が変わってくる。
金属ブラシは高電圧で一気に削る。カーボンブラシは低電圧で冷却しながら時間をかけてゆっくり削る。
熱ダレは、内部の磁石の磁力を悪くする。
脱磁は、モーターのトルクを悪くする。

ということですウインク
最後に管理方法について
電池
1週間に1度は充電と放電する。出来ない場合は走らせる前にする。(電池の劣化を防ぐため)
走らせたあとは必ず放電を仕切ってから充電する。(メモリー効果というのがあり電池の性能を下げるからです。)

モーター
定期的に通電し動かしてあげる。(劣化を防ぐため)
定期的に内部の汚れを取り除く

以上で電池とモーター編を終わりますm(*_ _)m
これをすることでパワーソースは心配ないと思いますウインク

ではでは今回はこの辺で