GOOD LUCK! | ブラウンの熊たち

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ブラウン大学在学中の日本人学生(熊たち)がブラウン大学のクレイジーな日常生活をあなたに届けるぜ!


どうも、小谷です。


今回の記事は半分冗談、半分本気で書きます。

まぁそもそも毎回本気で書けているかといったらそれはそれで疑問ですが、
今はそんなことどうだっていいです。


好きな人がいる、どうしたらいい?

と最近友達に相談されました。忙しくて返信できてないのですが、
ちょうどいいブログのネタになると思ったので、今回は彼の質問を使わせてもらいます。


***


好きな人がいる、彼/彼女を見ていると、ずっとこうして見ていたい、このままでいたい、
そう思う反面、このままじゃいけない、なにか行動にうつさなきゃ…


そんな気持ち、誰でも一度くらいは経験したことがあると思います。

初恋のほろ苦い感じがまさにそれです。



好きな人がいる。

それはそれは素晴らしいことだと僕は思います。


でもそれはあくまで第1ステップ、
『現状認識』です。



そういった恋愛がらみの人間関係にとって必要不可欠なのは…

第2ステップ
『目的を持つこと』でしょう。

彼/彼女を自分のものにする、自分のことを好きになってもらう。

彼氏・彼女の関係になる。


それがゴールだったとします。まぁだいたいそうでしょうし。

好きな人ができて、「ずっと見てるだけでいいんだ」「ずっと友達として近くにいれればいいから…」
みたいのって大概、嘘ですよね。後々自分の気持ちを抑えきれなくなるのが大半です。

でもまぁそんなのどうでもよくて。



今大切なのは、「好きな人と付き合う」という目的ができたと仮定するということです。


さて、そうなったときに、どうしようか、という話を今日はちょっとします。




まず、今までで第1、第2ステップを終えたわけですが、ここまでは案外スラスラとできると思います。


「あの人と付き合うわけにはいかない…だって付き合ったら今までの関係がこわれちゃう…」

みたいなシナリオも勿論あるでしょう。

でもはっきり言って、本当に壊したくない関係性なら、壊れそうになっても壊さないようにするはずなんです。


例えば、友達の彼女を好きになってしまった。

もし彼女を奪うようなことがあったら、その友達との関係性は終わりを告げるかもしれない…

でも

① 本当に友達が大切なら彼女を奪いはしない(友達>彼女)
② 彼女を奪ってもその後のアフターケアを怠らない(友達=彼女)
③ 彼女をいち早く奪うべし(友達<彼女)

の3パターンくらい選択肢はあるはずです。あ、彼女じゃなくて、友達の彼氏、ってのも。

①だったらまぁ恋心諦めるのみ。そもそも対して好きじゃなかったんだろうね、って話です。

②は一番面倒くさいやつですね、この中だったら。二兎を追ってるわけですから。
でもはっきりいってしまえば、どんなことがあっても失いたくない友情関係なら、
絶対にどんな手を使ってでも修復しようとするはずです。何年かかってでも、ね。

③は…まぁその友達なんてどうでもよかった、彼女に比べたらどうでもいい、って感じでしょう。


本当は彼女のことが好きなのに友達に遠慮してなにもしない、というのは(あくまで僕にとって)
アクションおこすのめんどくさがってるだけです。(※あくまで個人的見解)

(それかドラマ的展開、偽善者面した自分に酔ってるだけ(※あくまで個人的見解)



話をちょっと戻します



第3ステップ。

目的が定まったときに一体なにをすべきなのか。


それは
『自己の特殊化』


だと僕は思います。


例えば、

そろそろバレンタインが近づいてきますね。

ブラ熊読者の皆さんの今年の幸運を祈りつつ、
みなさんは今までどんなバレンタインを経験してきたのでしょうか?

そして今までで一番思い出に残ったバレンタインはいつですか?



僕は思うんですけど、

人生が終わるときに人生で一番思い出に残っているバレンタインってのは確かに存在するわけです。


数学のテストだって、誰かが毎回1番をとっているわけだし、大学受験も誰かしらがちゃんと
首席合格しているわけなんです。


1番になりたいなら、少しでも相手の心の隙間にいたいなら、
シンプルに、そこでただ1番になればいいんじゃないの?って。


僕は思います。


人生で一番忘れられないバレンタインズデーを相手にプレゼントする、

それによって、自分はただの「バレンタインのプレゼントをくれた人の中の1人」じゃなく

「他の誰でもない、特別な人」になることができる。




…で、じゃあどうやったら僕/私は彼女/彼の『特別』になれるの?


どれだけたくさんの人が思っていることでしょう。


単刀直入に言いますと…

それは自分で見いだすべき答えです。


なんつー投げやり…


でも言えるのは

きっとうまくいかない、行くはずがない。
なにも大切なことは伝えられなかった…

そんなこともったいなさすぎってこと。
せっかくいいところまで来てるんだから
もっと突き抜けちゃっていいと思います。




まぁ一応断っておくと、僕個人が今恋愛に興味がアリアリなわけではありません。

あくまで恋愛の例をつかっただけです。


1、現状認識
2、目的の設定
3、自己の特殊化


これって案外いろんなことに当てはまるんじゃない?というのが僕の主張です。

それぞれのプロセスに何が必要か、もう一度見てみましょう。

1、現状認識
   現状に何らかの不満/問題がなければならない。
   加えて、それらの問題と向き合わなければならない。

   →イライラと向き合うこと(問題提起)

2、目的の設定
   なにが一番ほしいか、どれだけ欲しいか、の正しい認識。
   ずっと友達だった幼馴染、告白したら関係性が変わってしまう…
   でも、ここで大切なのは、告白が必ず上手くいくと断定する、ということ。
   「どうせ自分なんかにあの人は振り向いてはくれない」
   なんてネガティブ禁止。

   →価値の計測、結果に忠実(方針設定)


3、自己の特殊化
   告白は必ず、いかなる状況であっても上手くいく。
   それは、今告白して、それが絶対に上手くいくということではありません。

   諦めない限り、プラス、斬新な策をねじり出し続ける限り、ゴールには近づく。

   という意味です。

   →欲しいものを諦めないこと(意思継続)



問題提起、方針設定、意思継続…

どうでしょう?結構幅広く使える感じしません?


***


今から話すのは、僕の個人的な見解です。


皆さんは、喧嘩、つまり、殴り合いの喧嘩って、いつ勝敗がつくと思いますか?


ぼっこぼこにされたとき?
逃げ出してしまったとき?
所有品全部盗まれてしまったとき?


僕は、「負けた」と思ったときに、決着がつくと思います。

裏をかえせば、

「負けた」と思わない限り、私は絶対に負けない。


…でもこれって案外むずかしいことです。

ぼっこぼこにされて身動きとれない状態で、フッラフラにさせられたときに、
果たして、「ちっとも負けてなんかねー笑」って思えますか?って話です。

つまり、「超屁理屈」「馬鹿みたいなプライド」を
一体、どこまで突き通せるか、ということを言っています。


恋愛に話をもどせば、

「あの人は私を好きにならない」と認識したときこそが、
その人との関係の終わりを告げる合図で、

「あの人は必ず私のことを好きになる」

と思い続け(意思継続)、どんな新しい展開に相手を巻き込んでいけるか、が全てだと思います。


新しい展開を生み出す。

そこが一番難しく、かつ一番面白いところだと思います。



まぁ、知らないですけど
日本だと、男が女の人にチョコわたす、ってなかなかないですよね。

でも聞いてビックリ、アメリカだと、それは全然アリアリなことなんです。


こっちではバレンタインは好きな人に、いわば、想いを伝える感じの日で、

だから男がお花渡すのもチョコ渡すのも全然ありなんです。


まぁ、そこはチャンスですよね。

男からなにかもらえるだなんて、女の人は意識していないわけだから、そこで不意をつける。

たとえ、その相手からチョコをもらえなくても、そんなの来年以降もらえばいいだけの話で。


…ちょっと具体的に、最後話します。醜態をさらします…

僕だったら(やったことないけど)

自分の持ってる手札をちゃんと切った上で考えます。

例えば、僕は絵をかけます。

まぁ絵を描いてプレゼントする、ってのも手っちゃぁ手ですが、
もしもっと自己の特殊化を求めるなら…


前日は学校に泊まって深夜、教室に忍び込みますね。
(もちろん、それまでに何時に何回警備員が校内を見回るリサーチが必要。)

相手の教室に忍び込んで
(これまた事前に、教室の鍵のスペアキーをつくっておく。)

黒板に一晩かけて、ヤバい綺麗な花の絵を描く。
(ちゃんと違う色のチョークも入手)
脇にHappy Valentine's day.とか書いておいて。


で。

ここで大切なのは、『特殊化』するのを忘れないということです。

この場合では自分を特殊化するために相手を特殊化する、という方法をとります。


例えば、相手の下駄箱に1枚カードをいれておいて、

“Happy Valentine's day.”
プレゼントは黒板に
It's only for you.

…まぁそんな感じのことを書いておきましょう笑
なんかやってもないのに恥ずかしくなってきた笑

まぁいいや。

ここで重要になるコンセプトは

「バレンタインデーに女の子も幸せになっていいんじゃない?」

というテーマ設定です。
もうちょっと直したら、なんかの広告になりそうですね笑

それはおいておいて、
もう1つはカードに名前もなにも記載しない、ということ。

記載する必要がないんですね。

だって彼女の下駄箱にそのカードをいれたと知ってるのは自分だけなんだから。


「誰がこんなことしてくれたんだろう?」
「いったい何のために?」

と対象が考え、妄想し、余韻に浸る時間をつくってあげるためです。

…真面目に解説してて馬鹿らしくなってきましたが。


で、まぁその夜連絡いれて、まぁ会えたら会って。
渡したいものがあるから、ちょっといいかな?みたいに聞けばいいんじゃないすか
(ちょっと欝になってきた…)

それで下駄箱にいれたのと同じ種類のカードをもう一度プレゼントして、
でも今度はメッセージの変わりに黒板に描いた絵の下書き(ちゃんと事前から描く)
を描いておく。


なんでかっていうと、黒板の花はどうせ、授業がはじまったら消されてなくなっちゃうけど
自分が彼女にそれを一生懸命プレゼントした事実まで消し去ってほしくない、ということと
彼女にだけはせめて、それを忘れては欲しくないって意味、を込めて。


それを渡したら、じゃ、そういうことだから、とか言ってさっさと帰る。
別にバレンタインで全ての決着をつける必要なんてないし。
その潔さがキーになる…かもしれないし。知らないっすけど

少なくとも相手に特別なプレゼントをわたして、相手も何かしら自分のことを意識し始める…
それくらいでいいんじゃないですか?
知らないっすけど

今書いてて、この二人には結ばれてほしくないと段々思ってきました。
なんかむかつく笑 男子校いくとこういうのあり得ないですからね…
現実とのギャップが…それよりエッセイ書かなきゃ…泣


まぁ、こんな感じのことを着実にしっかりやっておけば目的に到達できるんじゃないですかね…
あぁ…いいですね…時間と余裕の無さを実感しています小谷です…




『対象(相手)が未だかつて経験したことのないようなワクワクを提供する』

バレンタインで話をすれば、相手が未だかつて経験したことのないようなバレンタインデーを。

チョコを渡す、ことが大切なんじゃなくて、
「経験」を「共有する」ことが大切なんだと思います。


それは例えばブラ熊の活動、だって同じです。

読者のみなさんに新しいものをどんどん提供していく。

でもそのプロセス1つ1つに何かしらのメッセージが込められてなくてはいけない。
だから僕らがやること1つ1つにちゃんとした意味があるんですね笑



結局自分たちのこと良く言って終わってしまいましたが、
僕はちなみに今年のバレンタイン、なんもありません笑

課題課題課題。
カカオ90%かよ、ってくらいビターな日になりそうです。


ま、みなさん。

僕(ら)の分までよいバレンタインデーをお過ごしください。
いい報告待ってます。


それじゃ、また来週。GOOD LUCK!





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