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Strings Of Life

旅のこと。ときどき日々のこと。

フェズ行きの夜行バスは噂どうり寒かった。

マラケシュで会ったA君はフェズ→メルズーガ行きのバスで雪に降られて6時間ぐらい遅れたらしい。

3月。
幸い雪は降らなかったけど、シャツを着込んでその上からフリースを着ていても寒かった。カイロを持っていれば良かったんだけどバックパックに入れてたから意味がない。


なぜ寒いのか?

それはアトラス山脈を越えるからである。
しかし夜だから当然景色は見えない。



休憩の時、隣に座ってた男の人から声をかけられた。フラ語かな?全くわからない。

『フラ語かスペイン語喋れる?』

「どっちも喋れない。英語を少しだけ」


そしたら英語で話しかけてきた。(モロッコ人はフランス語、スペイン語が得意。みんな英語は苦手だっていうけど、あたしよりはるかにうまい。)


日本人?どこ行くの?モロッコは初めて?仕事何してるの?


彼の名前はモア(?)人の名前も覚えれないあせる

スポーツの先生してて、アズルーまで行くらしい。

ここからアズルーまでは1時間半、それからフェズまで1時間半だよ。
日本語でgoodmorningは何て言うの?goodafternoonは?アラビア語では%*@☆だよ。寒いね。


現地の人でも寒いんだ。って言うくらい寒かった。

こんな時は必殺寝る作戦。寝て寒さを感じないようにする。



彼はアズルーで降りるときに寝ているあたしを起こして『じゃあ気をつけてね』と握手して去っていった。
長距離バスは嫌い。特に夜行は。

昔、ネパールからインドに行ったとき(しかもポカラ→カーカルビッタとゆうマイナーな夜行バス)14時間バスに揺られた。

座席が堅くてお尻が痛いとか、目の前をゴキブリが歩いたとか、閉まらない窓から雨が降り込んで濡れたとか、まぁいろいろあったけど、

そんなことよりも一番苦戦したのはトイレ。


真っ暗で鍵が閉まらないトイレなんて‘トイレ’があるだけまだ良い方で、我慢した末に着いたバス停(?)が、ただの草むらだったりただの駐車場だったりしたときには泣きそうだった。

すでに我慢の限界。

男の子はズルイと思う余裕もないくらい辛かった。



だから今回は宿を出る前に何度もトイレに行った。そしてメルズーガ→フェズ行きのバスに乗り込む。











メルズーガを出て1時間。リッサニに着いた時にはもうトイレに行きたい(泣)

リッサニでは人を乗せたり荷物を乗せたりとバスは止まる。一度止まるとなかなか動かない。

それが何度も続く。


まぁのんびりしてること。



このままじゃ危険だと思って必殺寝る作戦に乗り切った。

どこでも寝れる性格で良かった。




目が覚めて、あたりは真っ暗。

やっぱりトイレに行きたい。

途中バスが止まるけどトイレ休憩なのか何なのかさっぱりわからない。

だから夜行は嫌いなんだよ。


夜中1時、やっとご飯休憩。

助かった~!!(トイレに2回行く)


バスの中でサンドイッチを少し食べたけど、食べたら水飲みたくなるし、水飲んだらトイレ行きたくなるから我慢した。


モロッコのパンはパサパサしてるから喉が乾く。

宿を出るギリギリまで花札をしていたら送迎の男の子が来たから、もう時間かと思って荷物を手にとった。

でもターゲットは別にあった。

あたしを通り過ぎて世界一周中のS君の前でとまる。

「you want hasisi?」

でた!ピンポイント攻撃。


ウケるとこじゃないかもしれないけど、ウケた。

S君無視。


そんな感じで宿を出る時間。


4人に見送られて宿をでた。

名残惜しかった。結局この先日本人には一人も出会わず。


宿の人にお願いしてメルズーガのバス停まで送ってもらった。50DH 約5分


Strings Of Life



メルズーガのバス停はただの小さな小屋。一人だったら絶対わかんない。

夜7時発フェズ行き

140DH

モロッコのCTMは必ず荷物代を取られる。5DH


不安いっぱいで出発した。