ぶる、吉原にゑりぼんを捜しに行く | All You Need Is Love

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日々感じた事や好きな音楽、競馬、マラソン、家庭菜園、本、ラーメン、医療や健康の事などを雑多書いています。

《前回までのあらすじ》
  ぶるは茅ヶ崎村のしがない町医者。呑み仲間の同心の旦那や呉服屋の主人と藤澤の歌姫ゑりぼんを応援していた。しかし、ある日忽然とゑりぼん率いるゑぼしー座が藤澤宿から消えてしまい、3人は意気消沈していた。そんなある時ひょんなところからすちーぶが現れ、3人を現代に連れて行き、ゑりぼんの江ノ島音楽会に招待した。びっくりした同心は会場で気を失い、元の時代に戻れなくなってしまった。ぶるや呉服屋の主人が心配していたところへ、すちーぶが再び現れ、案内してくれた現代で同心の旦那が、なんと警察署長になっていた!
  同心の旦那がいなくなった時代に戻ったぶると呉服屋の主人は寂しく呑み屋で一杯ひっかけていたのだが、そこで同心の旦那に瓜二つの人物にばったり!なんとその人物の正体は神奈川奉行だった!神奈川奉行とその連れの勘定方はゑりぼんを捜すためにぶるを誘って江戸に行くことになったのだが………?!

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「おお〜〜っ(^^)、流石に吉原は賑やかですねぇ」

「だろ〜〜っ、わしも勤めが無ければ毎日でも来たいくらいだ(≧∇≦)がははははははは〜〜」

「お奉行‼️  今日は控えてくださいよ!ぶるさんや呉服屋さんもいるんですから、節操というものを………」

「勘定方!お前はいちいち五月蝿いの!今日は無礼講、ゑりぼんの情報を集めるためにだなぁ、選りすぐりのお店を手配しておいたからなっ!」

「そりゃあ、お奉行様、済みません。あっしら藤澤や茅ヶ崎の片田舎から出て来たんで、右も左もわかりません。ついでにうちの商品を紹介したいくらいなんだけど、うちはこんな華やかな反物は扱ってないからなぁ(^_^;)」

「呉服屋さんの所はどちらかというと、年季の入った落ち着いた方向けの商品が多いですからねぇ」

「いや、わしは若い娘ばかりでなく、色気のある年増も好きだぞ。酸も甘いも知ったな(≧∇≦)」

「お奉行‼️o(`ω´ )o!」


「でも、こんなところにゑりぼんが本当にいるんですかい?」

「いやいや、とある筋からの情報なんだが、近頃吉原の界隈でな、滅法美人で唄の上手い姉妹が極秘のお座敷で興業をしているらしい」

「はい、それも『しめえしめえ』という変わった名前の………」


「((((;゚Д゚)))))))  それだっ❗️」

「間違いねぇ、確かにゑりぼんは妹のあっちと組んで、『しめえしめえ』という名前でも唄っていました!」

「お奉行、早速噂のお店に案内していただけますかぃ?」

「おう、いざっ!」

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「あっ!  わし好み!帰りに寄るから、待っててね〜〜(^^)」

「お奉行‼️o(`ω´ )o」

「い〜〜じゃん(≧∇≦)」

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