続きです。

 

この記録はリアルタイムではなく、もうすでに退院しております。

皆様お気遣いありがとうございます。

 

 

 

 

午前5時に目覚めたら血だらけでした。

血だらけの状態にも慣れてしまった。

 

ナースコールする前に血だらけのままトイレに行きました。

そしてナースコール。

医者は来ない。

 

このあたりの精神状態が一番キツかったです。

医者が来ないことが問題ではなく、全然出血が止まらないことに対しての不安が膨れ上がる。

 

圧迫固定されてないので自由にトイレに行けるのは嬉しかったけれど、2時間おきにガーゼ交換が必要な状態です。

 

看護師さんは何度も来て世話を焼いてくれて本当にありがたい。

こんなに出血が止まらない患者さんは滅多にいません だそうです。

 

そして 当直医は急患を診ているので、担当医の出勤まで待てますか? と聞かれました。

 

もちろんです。

若造医その1も若造医その2も逃げ出しやがったな。

オマエらヤブに用はないよ。

 

気分はやさぐれていました。

この日から血液サラサラ薬は中断。

 

午前11時に女医さんが来ました。

 

どれくらいの頻度でガーゼ交換していますか? と聞かれ、言葉に詰まる私。

だって昨日はほとんど一日中圧迫固定されてベッドに縛り付けられていたから、ガーゼ交換なんて簡単な言葉で説明できない。

 

女医さんは患部をエコーで診てくれました。

 

カテーテルを入れた太い動脈に問題は見られない。

表面に近いところの細い静脈が傷ついている可能性が高い。

縫った間からじわじわ出血している。

 

縫ったときに細い静脈を引っ掛けてしまったのかもしれない。

一度抜糸して浅いところを縫い直してみましょう、ということになりました。

 

先生、それは麻酔なしですか? と尋ねる私。

 

局所麻酔をしますよ と女医さん。

 

最初それ縫ったとき、麻酔なしだったんですよね

 

ええー、それは鬼だね。よくそんなことができたね

 

アイツ、鬼やったんや……。

 

普通縫って出血がおさまらないことはありません

夕方まで出血せず青タンにもならなければ、明日退院できます

 

女神です。

暗〜い世界にぱあっと光が差し込むとはこのことです。

 

女医さんが看護師さんと廊下に出た後の会話が聞こえてしまいました。

ひどいね。自分も一度麻酔なしで縫われてみろ って女医さんが言ってた😀

 

女医さんが縫い直してくれた後、出血はピタリと止まりました。

 

午後、執刀医で担当医の先生が回診に来ました。

 

退院が延びてしまってごめんなさいね と何度も謝ってくれました。

 

この先生は循環器外科の世界では名の知れた名医です。

この先生には何も不満はないです。

 

でもいくら親分が優秀でも子分たちがポンコツならひどい目に遭います。

ポンコツたちのせいで、この病院は他の人にお勧めできないと思いました。