本帰国直前に委託販売に出したシャミおの商売道具がやっと売れました。
1年8カ月もかかったよ……。
販売手数料25%も取られたけど、無事売れてよかったっス。
シャミおは 長い間付き合って別れた彼女の結婚を聞いたような感じ などと言っていましたね。
ちょっとした小銭が手に入ったシャミおはなんかちょっとハイになっているのでしょうか。
ギョッとするような値段の商売道具を新たに買いたいと言い出しました。
車一台買えるような値段です。
しかもすでに一つ持ってるんですよ。
腕時計なら2個目を買ったってそんなに場所をとりません。
でもこの道具はすごく大きい。
どうしてもそれが欲しいシャミおは、ものすごーく遠回しに私を説得にかかりました。
ワシはそんなに鬼嫁か!
反対されたら買わんのか!
別に反対するつもりなかったけど。
シャミおがそれを欲しがる理由はとてもよく分かるので、買えばいいと思っていました。
いましたが。
一つだけ条件をつけました。
その道具は自分の部屋に納めてくれ!
絶対にリビングを侵食しないでくれ!
うちは2LDKのこぢんまりとしたマンション住まいで、2つある寝室を夫婦で分けています。
寝るのもそれぞれの部屋です。
シャミおは捨てられない人で、服も靴もたんまり持っています。
断捨離を低脳のすることだと思っています。
だから東京の新居では個人スペースを完全に分けました。
シャミおの部屋がどんなにモノで溢れようと好きにしたらいい、って生活スタイルにしました。
自分のスペースと共有部分はモノの侵食から逃れられて、ストレスフリーな毎日を送るために、やっと辿り着いた暮らしの形です。
シャミおの買い物でこの理想の暮らしがなし崩しにされるのは絶対に嫌。
それさえ守ってくれれば、等身大のガンダムだろうが筋トレマシーンだろうが好きに買えばいいです。
買えると分かったシャミおはめちゃ喜んでいます。
腰に手を当ててスキップしたい気分や などと言ってニヤニヤしています。
よかったですね(棒)。
さ、蕎麦でも食べてくるか。
