今日はブリュッセルからニューヨークへの移動日。
間違えず走らず、電車でブリュッセル国際空港に着きました。
チェックインカウンターで手続きしたのですけど、これまで体験したことがないほど細いチェックが入りました。
まずはESTAを取得した証拠を見せろと。
用意周到な私は承認された通知をプリントアウトして持ってきていたので、それを見せました。
滞在先の正確な住所。
渡航目的。
観光 と答えると、その中で最も重要なものは何かと聞かれました。
息子に会うこと と答えた。
帰りの航空チケットを見せろとも言われましたね。
あのおっさんのせいでアメリカ入国が厳しくなっているのだと実感しました。
制限エリアに入り、ラウンジ The View へ。
The View は世界一美しいラウンジと言われている、などと聞いていたので、楽しみにしていました。
……なんか別にって感じ。
羽田のANAラウンジの方が広くて見晴らしも良くて食べ物も良いです。
朝ごはん的に食べたけれども
私が入った中では、イスタンブール空港のラウンジが一番かなと思う。
フライトはブリュッセル航空なのですが、機材変更でエアヨーロッパになっていました。
機材と人員はエアヨーロッパだけれども、サービスはブリュッセル航空と同じものを提供する、とか言ってましたね。
まあ何でもいいんです。
この路線はBook & Flyで検索するとユナイテッドが真っ先に出てきます。
でも私はニューアーク空港は嫌なんですよね。
息子んちから絶妙に遠いです。
いろいろ問題あるし。
JFKにこだわったらブリュッセル航空になっただけなので、エアヨーロッパでも構いません。
降りる時にNeuhausの箱入りチョコレートをいただきました。
ポーチはこんなの
アメリカはESTAを使っての入国です。
去年永住権を放棄して初めてのアメリカ入国なので、少し緊張していました。
このブログの読者には本帰国を考えてる人が少なからずいらっしゃるので、私の体験をシェアしておこうと思います。
まずESTAですが、これは事前にネットで簡単に承認されました。
申請して3時間後ぐらいにメールが来ました。
旅行するにあたり、前述したようにこのESTAの承認メールと、永住権放棄のForm I-797Cのコピーを持って行きました。
入国審査でパスポートを出すと、グリーンカードを持ってるだろう? と言われました。
昨年放棄しました と言って、Form I-797Cのコピーを見せました。
しげしげと見た後コピーは返されて、聞かれたのは以下。
・入国の目的 → 息子に会いに来ました
・息子に何か持ってきたものはあるか → チョコレートですかね
・お金はなんぼぐらい持ってきたか → 100ドルぐらいですわ
指紋は取られませんでした。
Form I-797Cのコピーは絶対に持ってった方がいいと思いましたね。
AirTrainと地下鉄を乗り継いで、息子の部屋へ行きました。
1年7か月ぶりのニューヨーク。
懐かしいというか、安心するといいうか、ホームに帰ってきたような気持ちでほっとしました。
息子の部屋には私の作った家具や残していった道具がいっぱいあり、自分んちに戻ってきた感が半端ない。
そして息子はいない。
感傷的な気持ちになりました。




