健康保険証を握りしめて、クリニックに行きました。

 

帰国してすぐに、東京の大学病院で偉くなってる親戚のお医者に、今後のことを相談していました。

その親戚のお医者が言うには

 

心房細動の診断自体、怪しんじゃね?

 

とのこと。

 

私もなんだかそんな感じがしていました。

あれこれ検査しても原因が特定できないから、とりあえず「心房細動」ってゆっとけ、そんで退院させとけ、みたいな。

出された薬も少ないし、心房細動であんな心臓発作みたいになるもんかしら。

 

日本の医療関係のシステムがよく分かっていないです。

かかりつけ医みたいなとこに行って、そこで対処しきれないケースは紹介状をもらって病院へ、みたいな感じですよね。

 

親戚のお医者は、まずは「循環器内科」って謳ってるクリニックに行くように、と教えてくれました。

そこで改めて心電図や血液検査などをして、正確な状態を見極めることになると。

 

さらに手術かなんかになったときは、親戚のお医者が凄腕のドクターを紹介してくれるそうです。

 

仮住まいの近所に循環器内科のクリニックを見つけて、電話で予約を入れることにしました。

そしたら 予約は必要ありません。診療時間内に直接来てください と。

 

ええええ。予約いらんの!?

太子、びっくり!

 

いろいろな日本のお医者の作法が分かっていないので、おっかなびっくりですよ。

一応、入院時のメモを持参しました。

 

待合室にはお爺様お婆様ばかり。

真っ昼間だからかしら。

 

私の番になり、心電図、レントゲン、尿検査、血液検査が行われました。

このクリニックはお医者の先生と看護師が一人ずつ。

レントゲンも先生が撮るという。

こんな小さなクリニックでも、検査がその場で完結するという。

 

これがアメリカだったら、各検査ごとに別の施設に行かされたりします。

なんだかいろいろ感慨深い。

 

血液検査の結果はまだ出ないけれど、心電図とレントゲンの所見から、心房細動の兆候は見られないとのこと。

血圧は高い。

 

入院時の心房細動は発作性のものだったのかもしれないね。

長嶋茂雄の場合も発作性心房細動だったけど脳梗塞になってしまったから、血栓を予防するお薬を出しましょう。

と先生。

 

血圧の薬と血液をサラサラにする薬が処方されました。

そして朝晩血圧を測って血圧手帳に記入し、次の診察時に持ってきてくださいと言われた。

 

えーっと。家に血圧計があることが前提なんですね。

分かりましたよ。買いますよ血圧計。買います買います。

 

さあ、銭の話です。

この初診でいくらかかったのか。

ドラムローーーーーーーーーーーーール!

 

4950円でした。やっっす。本日のレートで33ドル。

あとは薬代が2週間分で2700円。これはちょいと高い。

 

アメリカじゃあ保険に入っていても200ドルぐらい支払わされて、ドクターに手も握ってもらえません。

この4950円には診察代、初診料のほかに、尿検査、血液検査、心電図検査、レントゲンなどが含まれているのですよ。

もうバナナの叩き売りぐらい安いやん。

 

国民の健康を守るって、こういうことですよ。

ジジババの多さは気になったけれども、日本の医療システムって夢のようです。

 

これまで私は既往症がなく服薬もしていないことがちょっと自慢でした。

これからは血圧の薬をずっと飲んでいくのねー。

私も立派なロージンの仲間入りだわ。

 

ちょっと奮発して、腕を突っ込むだけで測れる血圧計を買いました。