本帰国にあたり、金融口座を整理しています。

 

まず銀行口座。

これまではすべて夫婦のジョイント口座にしていました。

理由は相続対策です。

別に特別な資産もないのですけど、ジョイントテナンシーにしておくと相続手続きが超簡単なので。

 

ですが日本にはジョイント口座という概念が存在しません。

アメリカのジョイント口座から日本の個人口座に送金すると、贈与税がバッチリかかってしまう危険性大なのです。

 

なので、夫婦別々のアカウントを(アメリカに)作る必要があります。

 

アメリカの銀行口座は、日本に住所を移しても維持できる銀行とダメな銀行に分かれます。

 

うちのメインバンクChaseは維持できる銀行。

Chaseのジョイント口座に加え、夫婦それぞれのChaseの個人口座を開設してキープすることにしました。

 

次はセービング口座です。

MarcusとAppleに口座がありましたが、両者ともアメリカの非居住者に口座維持させてくれません。

TAXの関係だと思います。

なので年内に残高をゼロにし、来年あたまに税金関係の書類が出た後クローズします。

 

今は金利の高いアメリカ。

High Yield Savingは4%以上の銀行がたくさんありますが、ほとんどの銀行は非居住者お断りなんですよね。

その中でも唯一日本で口座をキープできるAlliantにセービング口座を夫婦おのおので作りました。

利率が3%代と少し残念なのですが、ここしかないので仕方がありません。

 

その他の金融口座として、Vanguardのジョイント口座を持っていましたが、これは昨年解約し、Charles Schwabに個人口座を開きました。

Vanguardは非居住者はダメ、Charles Schwabは口座を開いて半年(だったと思う)経てば、インターナショナル口座に移行可能で、日本で継続利用ができるためです。

シャミおの持ってた401Kはすべて、Charles SchwabのTraditional IRAにロールオーバーしました。

 

 

アメリカでキープする金融機関まとめ

 

ジョイント口座

・Chase チェッキング口座

 

夫婦それぞれの個人口座

・Chase チェッキング口座

・Alliant セービング口座

・Charles Schwab証券口座

 

ジョイント口座をひとつ残したのは、コロナ下で国から給付金が出たとき、夫婦共同名義の小切手の換金方法に苦労された帰国者の話を聞いたからです。

最低限の入金状態でジョイント口座をキープした方が良いと判断しました。

 

あとは日本に帰国後、各金融機関にForm W-8BENを提出して源泉徴収の問題にわたりをつけておくだけです。