絶賛売り出し中の我が家。

「買いたいです」のオファーがあり、次のステップは買い手側のインスペクションです。

 

インスペンションは来週月曜日。

エージェントJ氏はバケーション先のアイスランドから連絡を寄越しました。

 

チムニー(煙突)のポインティングが問題になるかもしれない

 

 

ポインティングというのは、レンガとレンガの間のモルタルが破損したり抜け落ちたりもろくグズグズになっているところを除去してモルタルを詰め直すことを指します。

 

インスペクションで何を指摘されようが、「知らん」という手もあります。

 

ですが今は買い手市場。

 

難癖つけられる可能性のあるところは、先手を打って修繕しておくにこしたことはないと思うのです。

 

なので、素敵な奥様は自らポインティングをすることにしました。

 

材料のモルタルはある。

ですが、ポインティングに必要なコテは3日前に処分してしまいました。

作業用のどうでもいいズボンも全部捨ててしまいました。

 

もうね。必死ですよ。

まあまあどうでもいいズボンを履いて屋根に登りました。

 

こええ。こええよう。

私は高所恐怖症です。

しかし高所の恐怖より、無駄銭を失う恐怖の方が勝ります。

 

道具もないので、モルタルを練るのも手ですよ。

まあ昔からセメントは手でこねてきたのでね。

それはいいです。

ポインティングも玄関階段で散々やってきたことなので大丈夫です。

 

ですが、このごに及んでこの素敵な奥様はまだこんな仕事をしているという!

家関係の道具をほとんど処分しているのに、屋根に登ってチムニーにしがみつきながらモルタルを手で詰め込んでいるという!

最後の最後まで、あたしゃギリギリの仕事をしなきゃならないんですね。

これがホントの最後と考えていいんでしょうか。

 

アイスランドでバケーションちうのエージェントJ氏に、ポインティングの終わったチムニーの写真を送りつけてやりました。

アンタが砂糖でできた娘っちと温泉に浸かっている間に、この老婆は屋根に登りモルタルを手でこねていたんだよ……。

 

エージェントJ氏はひとこと Great と返事を寄越しました。

シャミおは猫と昼寝をしていました。

シャミおはこの仕事に関して使い物にならないので、別に不満はないです。