30年以上もアメリカで生活している私の英語力は、ペラペラです。

 

そう言えたらどんなにいいでしょう……

 

息子に言わせると私の英語力は小3レベルらしい。

小3オバハン、しぶとくこの地で生きております。

 

私が小3にすらなっていなかったアメリカに来たてのころ、私は「ミシシッピ・バーニング」という映画を観に行きました。

その英語が、もうまるっきり分からない

ほとんど何も聞き取れずボーゼン、絶望してしまいました。

 

当時通っていた語学学校の先生にそのことを話すと

 

心配するな。オレもミシシッピの英語は分からない

 

と言われたのをよく憶えています。

 

今現在、聞き取りに困るのはイギリス英語です。

特にエマ・トンプソンのしゃべってることはまるで分からない。

彼女の出ている映画は観ないことにしています。

 

今年6月にロンドンに行きましたが、お世話になった友達のパートナーの英語が半分以上分からなかった。

向こうも私の英語が分からない。

お互いに顔を見合わせて、困ってしまったり。

 

ネイティブの息子はイギリス英語は大丈夫だと言います。

スコティッシュはさっぱり分からないそうです。

 

それと先日ジョージア州出身の人と仕事をしたらしいのですが、何しゃべっているか分からなくて苦労したと言っていました。

 

シャミおはニューイングランド系に弱い。

この前メイン州に行ったとき、苦労していました。

ホテルのフロントの人、レストランのサービスの人の言ってることがまるで聞き取れない。

お水を1本サービスしますが必要ですか? とか 料理は一度にお持ちしますか? とかの簡単な英語が分からないのです。

 

不思議なことに私には聞き取れる。

人によって言葉を理解するときのフックが違うのかもしれません。

 

さて、我が街ブルックリンの英語はというと、訛り的に高いランクに属すると言われています。

ブルックリン訛りを直すための話し方教室があるくらい。

 

最大の特徴は超絶早口。

「5th Avenue」を「フィッタベヌー」みたいな感じですかね。

 

当ブログのタイトルにある「ヌーヨオク」も「ニューヨーク」をブルックリン訛りふうにカタカナにしたものです。

実は「ヌーヨオク」でも手加減してるし。

本当は「ヌーヨアク」の方が近いんですが、それだと何のこっちゃら分からなくなるので、手加減バージョンにしてみました。

 

ブルックリン・ネイティブの息子の英語はさほど訛ってないけれど、やっぱり少しブルックリン入ってる感じです。

 

本気のブルックリン訛りでまくしたてられたら、私はキョトンとしてしまう。

 

ですがシャミおは平気です。

メイン州ののどかな英語は分からなくても、ガラの悪いここの英語は分かるという。

シャミおの生き様を見せつけられる思いです。