ちょい久々にパートナーシップ関連のお話なんですが、
個人的には価値観が合わなくても、
強固なパートナーシップが築けると考えています。
結婚相手に求めること、としてよく挙げられるのは
「性格が合う」
「価値観が合う」
かなーと思うんですね。
自分もそう言ってたし。
まあどれだけ性格とか価値観が近いか、っていう
濃淡はそれぞれのカップルあると思いますが、
まあまず「同じ」はありえないです。
なぜなら人は
本質も親も育ってきた環境も違うから
感じ方・考え方（＝つまり性格・価値観）は
違って当たり前なので、「同じ」はまずありえん、
と考えているということです。
で、過去のわたし含め、
世の中では「性格が合わない」とか
「価値観が合わない」って
ネガティブに捉えがちなんですが、
夫婦になったらその「合わない」が
とても「刺激」になるんですね。
「違いゆえの刺激」を楽しんだり、
「違い」を客観視できるようになったら、
「わたしとは合わない！」って弾かないで、
相手を受け入れれるかなーと思います。
（「生理的に受け付けない」って場合は
なかなか厳しいかもしれません・・・
でもそういう人とは
流石に結婚まで至らないですよね・・・
）
結婚してから、
「なんでこんな自分と合わない人と結婚したんだろう？」
って思った方、
現在思っている方、
けっこういらっしゃるかもしれません。
私はすっごく思いました。
そのあたりは過去記事でも書いてるんですが・・・
↓↓「離婚したい！から「なかよし」になる方法」
http://ameblo.jp/bronzebarrow/entry-12263362091.html
そもそもなぜ性格が合ってない人や
価値観が違う人と
付き合ったり、結婚したりするのかというと、
自分にないものを持っている人を見ると、
尊敬とか憧れの対象になったり、
魅力的と感じるからではなかろーかと思っています。
だから「LIKE」とは違う「好き」という気持ちが生まれるし、
お付き合いも始まるし、
その結果、結婚に至るんだろうと思うんですね。
冒頭、
価値観が合わなくても、強固なパートナーシップが築ける
と申してますが、
結婚した後は間違いなく、
１回以上は大喧嘩なり、
離婚の危機なり、
実家に帰らせていただきますなり、
そういう状況は訪れると思います
それって、通過儀礼みたいな感じですよ。
なんで自分の言ってることが通じないんだ、とか、
タイミングが合わないんだとか、
感覚が違うんだとか、
あなたが私に合わせてよとか、
そういうのが出てくると思うんですね。
超ビックリなことに、
自分が大切だと思っていることが、
相手はぜんぜん大切じゃなかったりしますからね！
僭越ながら、
うちの夫婦を例に挙げさせていただくと、
私は本音が好きだし、事実は大切！
って思ってるけど、
夫は本音をそこまで重要視してないし、
事実にこだわりもありません。おそらく。
最近改めて実感しましたが、
私と夫はかなり正反対です
毎日毎日顔を突き合わせて、
相手の「当たり前」が
自分の生活に食い込んでくると、
どうしたって違いが目につくんです。
自分にとって不都合っていう理由で。
だから、
「あー、なんでこんなに合わない人と結婚したのかしら」
「もっと価値観の合う人が良かった」って
思ってしまいがちなんですね。
じゃあなんで性格が合わなくても
強固なパートナーシップを築けるのか？
っていうと、
自分の足りないところを補う存在になりえるからです。
おそらく、ご自身の性格傾向と近い方と
お付き合いしたり、結婚したりすると、
強く同意・同調することができると思います。
似た空気感をまとっているので、
安心感もあると思います。
相手の発言に、強い受け取り感を感じるので、
初対面からこの人とハナシ通じる～！！
ウマが合う！！って感じると思います。
そういう人とずーっといると、
安定・安心はあるかもしれませんが、
自分に近ければ近いほど、
究極「飽きる」可能性も出てきます。
「マンネリ」というヤツです。
念押ししますが、
あくまでも「可能性」のハナシです
さらに言うと、
いざという時に頼りにならない可能性があります。
なぜなら、自分に性格・価値観が近ければ近いほど、
何らかの問題や悩み事に対して
同じようなところで立ち止まり、
同じように感情的になり、
同じような視点からしかモノを見れない
かもしれないので。
違う性格・価値観を持っている人だと、
自分がどうしたらいいかわからないっていうときも、
相手に新しい糸口を求めることができるんですね。
ぜんぜん自分とは違う角度から
違う感覚で見てますから。
違うからこそ
めちゃくちゃハラが立ったりするんですけど、
違うからこそ活かしあえるっていうところに
夫婦の形が成長していくと、
離れられない存在になると思います。
性格とか価値観が近いと、
共感とか同調はしやすいので、
お友達は「性格が合う」で選ばれている方が
けっこういらっしゃると思うんですね。
でも、長く続いている親友関係だと、
意外とお相手の性格が
自分とは違ったりするってのは
あるあるです。
もしかしたら、
性格が違うから夫婦関係がうまくいかない！とか
思ったりしている場合は、
性格・価値観が違っているからこそ、
魅力的に感じている部分がある、
違っているからこそ、
自分と違う視点や考えを持っていて、
一緒に色んなことを乗り越えていける、
という感じで
違いを認めて活かし合うことができると
もっと刺激的な存在になるんじゃないかなーと思いますね
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